フェニックスリーグとFA戦線、日本シリーズ第4戦

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

日本シリーズは巨人の4連敗で幕を閉じました。
昨日は1回にいきなり若林・坂本の連続2塁打で1得点、
ソフトバンクの先発和田を攻略、一矢報いるか、と思いきや。
後続が凡退、3回からはソフトバンクのきめ細かい継投策に翻弄され
結局1回の1点で終戦でした。
しかしソフトバンクは当たり前ですが、先発の駒が揃い、セットアッパーがモイネロ、
クローザーが森と揃っていると思っていたら、中継ぎで松本とか岩嵜なんて投手がびしびし投げ込んでいました。
層の厚さにも脱帽です。
一方の巨人はただでさえ分が悪いのに、本拠地の東京ドームが使えず、追い打ちをかけるように、全試合DH制なんて
自殺行為を原監督は同意しました。やる前から負けていたような展開でした。

さて、暖かな宮崎でフェニックスリーグが開催されています。
基本若手主体で秋季練習を兼ねた試合が行われています。
ここで活躍し来春の春キャンプで一軍メンバーに入ることが2軍選手の目標です。

ヤクルトの選手の活躍ぶりもぽつぽつ出ています。
何と言っても奥村内野手が復活、犠牲フライを打ったという記事がありました。
11月17日、日ハム戦です。今年は膝を痛め手術、1年を棒に振りました。
貴重な左の遊撃手です。まだ若く（25歳）才能ある選手です。是非本格的にカムバックしてほしい選手です。

11月15日のソフトバンク戦では4年目の寺島投手が5回、62球、1安打、無失点の好投でした。
是非寺島投手には先発で活躍してもらいたいものです。貴重なサウスポーです。

11月19日のソフトバンク戦では奥川投手が5回、6被安打、65球、5三振、2失点でした。
この失点は1回にいきなりソフトの高田選手に打たれた2ランホームランによるものですが、
あとは打たれながらもしのぎました。しかし特にソフトバンクはレギュラークラスが日本シリーズに
参加している、完全な2軍3軍クラスが相手です。
奥川投手公式戦顔見世登板で滅多打ちにあった後遺症から抜け切れていないようです。

11月18日、阪神戦では今野投手が1回を11球でぴしゃりと抑えました。
150ｋのストレートとフォークが冴えたようです。
今野投手はまだ25歳、昨年楽天を戦力外になり、ヤクルト再生工場入りしました。
今年は中継ぎで20試合49イニング投げ、1敗、2.84とまずまずの成績でした。（ヤクルト投手陣の中では）
来年は勝利の方程式入りを狙うということで頼もしい限りです。
これで寺島・清水・長谷川・梅野の内、何人かが先発に回れれば、ヤクルトの投手力もぐっとアップします。

さてＦＡ戦線はどうなるのでしょう。
今年の超目玉だった山田哲人と中日の大野が早々と複数年契約でＦＡ戦線から離脱（ヤクルト石山もです）
ＦＡ宣言は日本シリーズ終了の翌日から土日を除く7日以内に宣言する必要があります。（つまり今日スタートで
12月4日が宣言の期限です）
ＦＡではありませんが、日ハムの在原投手と西川外野手がポスティングを認められメジャーを目指します。
2人ともメジャーに行くには若干スケールが小さい気がしますが、メジャーの判断はどう出るでしょう。
日ハムはポスティングで儲けるという商売上手です。
巨人の菅野投手もポスティングでメジャー挑戦を検討しているようです。これが決まれば
今年のNo1の超大型案件になります。しかし昨年山口俊投手がメジャーへ行き、更に菅野となると、
日本シリーズ惨敗の原監督はすんなりOKを出すでしょうか。
巨人凋落の始まりになりそうです。

ということでＦＡしそうな選手としては、まずはヤクルトの小川投手。セーブ王に輝く西武の増田投手。
ＤｅＮＡの井納投手、同じく梶谷外野手。広島の田中内野手。ロッテの唐川投手等が目玉です。
小川投手は今年ノーヒットノーランを達成。一躍注目を浴びました。今年二けた勝利も達成、投手としては
増田投手と並んで高値が付きそうです。梶谷外野手も今年はセリーグ打率2位でアピールします。
唐川投手は元ヤクルトの由規・日ハムの中田と並んで2007年の高卒ドラフト3羽ガラスの一人でしたが、
今年は32試合で1.19、15ＨＰと貴重な中継ぎとは言えますが、ＦＡでどうでしょう。
ということで、今年のＦＡ戦線（国内）は昨年同様スケールの小さなものになりそうです。

上記数字は各選手個人のＷｉｋｉｐｅｄｉａ　及びＹａｈｏｏ　スポーツの成績等を参考にさせていただいています

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