大横綱って必要?

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

大相撲でその昔大鵬という大横綱がいました。(1960年台の横綱)
当時は柏鵬時代と言ってもう一人の横綱柏戸と両雄相並んでいた構図でしたが、
実際は大鵬が32回の幕内優勝に対し、柏戸は優勝5回で、実質的には大鵬一強だったわけです。
当時子供の大好きな物ということで「巨人、大鵬、卵焼き」なんて言われたほどです。
その後に輪湖時代と言って横綱で輪島と北の湖が鼎立した時もありました。
この時は北の湖24回優勝に対し、輪島14回ですからそれほど一方的に北の湖が強かったわけではありません。
その後若貴兄弟とハワイ勢の抗争となり、貴乃花が優勝22回、若乃花が5回に対し曙11回、武蔵丸12回、小錦3回で
拮抗していました。
そして時代はモンゴル勢の天下となり朝青龍時代から白鵬更に鶴竜、日馬富士のモンゴル勢がほとんどすべての場所で
優勝し、日本人力士が何年も優勝できない時代が続きました。
最近モンゴル3横綱が相次いで引退し、その後を継ぐ新モンゴル人横綱照ノ富士は膝に爆弾を抱え、大相撲は毎場所
誰が優勝するかわからない戦国時代となりました。
人それぞれスポーツでも好みがあるので、大鵬や白鵬のような絶対横綱が君臨している方がファンだし面白いと思う方も
多いと思いますが、けんちゃんは戦国時代大好きです。

プロ野球でも同じです。基本ヤクルトの大ファンなので、毎年ヤクルトに優勝してはもらいたいのですが、
もしヤクルトが絶対王者になって昔の巨人のように9連覇なんてしたらどうなんでしょう。
勝負事の面白みが無くなってしまう気がします。
ノムさんが監督だったヤクルトの黄金時代もヤクルトが毎年優勝したわけではなくほぼほぼ毎年交互に巨人と優勝を
分け合っていたわけで、ヤクルトが日本シリーズに進出してもそこで西武がどんと立ちはだかり、し烈な日本一決定戦を
毎回繰り広げていたわけです。
だからこそ毎年毎年、「今年は巨人に勝てるだろうか?」とか「西武どうかな?」とかハラハラドキドキの開幕であり、
シーズンを通して楽しめるわけです。
これが「今場所も白鵬優勝だな」とか「今年も巨人か」ではファンである無しに拘わらずスポーツ観戦の醍醐味が
薄れると私は思います。

マスコミは盛んに「2年連続日本一を目指すヤクルト」なんて煽り立てていますが、険しい道です。
セリーグでは今のところ巨人がほぼ独走状態でヤクルトは勝率5割をうろちょろです。
故障の中村もそろそろ戻ってきそうです。奥川・サンタナと主力を故障で欠いている状態で勝率5割は
上出来なのかもしれません。

上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています

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