6月17日対オリックス 石川はお疲れ

ヤクルト5‐8オリックス(ヤクルト0勝2敗)

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

昨日は3回表までで0‐6となったところで終わりでした。1回に森、2回に紅林にホームランを打たれたところで気づくべきでした。ヤクルト先発の石川の持ち味は針の穴を通すコントロールで球を散らし、変化球でバットの芯を外させ凡打に打ち取ることが真髄です。それをぶりぶり振り回すソフト森にホームランされるようではいけません。
そもそも1度登板すると登録抹消して間をあけて次の登板というパターンだった石川を中6日で登板させるのは無理がありました。3回には頓宮のホームランを含め5安打集中されて4失点、ちょっと残念過ぎる内容でした。

ヤクルトも3回裏に山田の2ランやサンタナのタイムリー二塁打で3点を返し、それからも小刻みに加点しますが5点どまりでした。
6回に登板の石山は村上のエラーもありダメ押しの2失点です。

オリックス先発の山下舜平大投手は昨日は今一の出来(5回、8被安打、3失点)でしたが9先発で6勝1敗1.51ですからたいへんな活躍です。この選手は20年高卒ドラ1の3年目で今年一軍初登場即大活躍です。
オリックスはこのように高卒投手をじっくり育て上げ一流投手にする立派な育成方針を持っています。
宮城大弥投手は19年高卒ドラ1ですが1年目は一軍テスト登板程度でしたが2年目からは大活躍で先日のWBCメンバーにも入りました。
山本由伸投手は高卒で16年のドラ4でした。やはり1年目はテスト登板程度で、2年目は中継ぎで54登板、3年目から先発転向し今やNPBを代表する投手です。

片やヤクルトは投手陣の層の薄さから、育成ではなくドラフトでは大卒・社会人経由の即戦力の補強がメインで高卒投手といえば過去10年でドラ1・2位指名は16年寺島・19年奥川のみです。寺島は結局育成に失敗(退団)、奥川も2年目に活躍しましたがその後怪我で以前の輝きを取り戻せるかです。
上記オリックスの例を見れば高卒の力のある投手をじっくり育てれば看板投手になりうるということです。
ヤクルトでは15年のドラ3高橋が高卒投手で7年目の昨年やっと本格化したかに見えましたが、今年はまたぐだぐだです。

大卒・社会人経由選手は即戦力狙いですから小川投手が典型ですが入団1年目(12年ドラ2)に大ブレークしましたがその後はルーキーイヤーを上回る成績は出せていません。

18年大卒ドラ1清水や20年大卒ドラ1木沢もそれぞれ2年目に中継ぎとしてブレークしましたが、今後それ以上の成績を残せるか興味深いところです。

上記数字は各選手個人のWikipedia及びYahooスポーツの成績等を参考にさせていただいています

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