6月25日対中日 もっとじたばた
ヤクルト1‐5中日(ヤクルト7勝:中日4勝)
おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。
先日中日打線は弱い、なんて言ってしまい申し訳ありませんでした。
今日現在ヤクルトのチーム防御率は3.71で巨人と並んでセリーグ5位(最下位)
中日は2.78でセリーグ1位です。
チーム打率はヤクルトが.233で最下位、中日は.238 で5位です。
何のことはない、打撃が弱いはずの中日よりヤクルトは下なわけです。
防御率ではほぼ1点の差がついているわけで、これでは単独最下位もやむをえません。
チーム防御率でヤクルトと並んで冴えない巨人ですが、あちらはそれでもチーム打率が2位でしかも4番の岡本がガンガン打っているわけでヤクルトとは違います。
そのヤクルトの4番村上は6回、第3打席、0‐3のシーン、ランナーなしというシチュエーションであまり大勢に影響のないソロホームランを打ちました。
無いものねだりになりますが、効果的な一発と効果のない一発があります。
ランナーが複数いての一発は効果もあり、また第1打席の一発も弾みをつける効果があります。
ヤクルト先発高橋が5回にボロボロに打ち込まれ0‐3になってそこでソロホームランでは元気が出ません。
実はそれまでに中日先発の涌井を崩すチャンスはありました。
初回並木がいきなり涌井の高く浮いた球をたたいて二塁打。ここから山田が三振。青木・村上が歩いて1アウト満塁としますが、ここでオスナ三振のトホホ。犠牲フライすら打てません。続くサンタナもお約束の三振です。
更に4回2アウトから長岡・古賀の連打が出ますが、ここで高橋に代打が出せるわけもなく、チャンスはついえます。
チーム状態が良い時ならここで高橋のタイムリーが出るのですが、今のヤクルトではそれも望めません。
次が6回村上のホームラン後、オスナ三振からサンタナが二塁打を放ちます。長岡がセンターフライで2アウトとなったところで古賀に代打で宮本です。これが意味不明の采配です。今シーズン2本しかヒットを打っていない打率1割ちょっとの宮本の代打はありえません。宮本が出塁すれば次のピッチャーの打順で最近落ち目ですが川端代打だったのでしょうが、2アウトです。前打席で一応ヒットを放っている古賀に代えるならここは川端でした。
1回の1アウト満塁でオスナに打撃コーチは何か適切なアドバイスができなかったか、4回の2アウト満塁で打席の高橋にぶりぶり振り回すのではなくバントでもなんでもかき回す作戦が取れなかったのか、そして6回の宮本の代打です。
セリーグ打撃最下位、防御率も最下位(5位タイ)という現実を踏まえ、指揮官を支えるコーチはもっとじたばたしなくてはいけません。
高津監督は投手出身ですから、特に打撃面に関してはコーチ陣の責任重大です。
このままでいくとオフには3年契約の高津監督はともかくコーチ陣は総入れ替えということになりかねません。
上記数字は各選手個人のWIKIPEDIA 及びTahooスポーツの成績等を参考にさせていただいています