8月20日対中日 助っ人大活躍
ヤクルト1‐0中日(ヤクルト12勝:中日8勝)
おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。
サイスニードが中日を完封!ヤクルトは中日に3連勝!
なんて浮かれていられません。
確かにヤクルト先発のサイスニードと中日先発柳の力投が光った試合でしたが、得点はヤクルト4番サンタナの一発による1得点のみ。ヤクルト5安打、中日は4安打散発。
両軍ともに4番打者を欠き。(村上はコロナ、中日石川は一昨日の危険球余波による脳震盪でともに特例による抹消です。)
加えて中日は岡林が続けていた連続試合安打記録が一昨日で途切れ、お祭り騒ぎも一段落してしまい、静かな淡々とした試合展開となってしまいました。
サイスニードは9回、115球を投げ、4被安打、5奪三振で完封。(6勝6敗)
中日柳は8回、116球を投げ、5被安打、8奪三振で1失点(3勝9敗)と、ともに無四球で完投と、形だけは稀にみる投手戦でした。
ヤクルトでは今シーズンはサイスニードが2完投、小澤が1完投の計3完投です。
他チームを見ると阪神が8完投。DeNA・広島が7完投。巨人・中日が4完投です。
阪神はさすがの投手王国。DeNAはバウアー効果。広島は今年は先発陣が奮闘しています。
しかしこう見ると各チーム100試合を超えて消化してこんな感じですから、いかに現在のNPBの投手分業制が確立しているか、ということです。
それではDH制を採用しているパリーグはどうかというと、
西武8完投、日ハム5完投、ソフトバンク4完投、オリックス3完投、楽天・ロッテ1試合というわけで、近年言われていたパリーグはDH制の採用により無駄な投手の交代が減り、投手が鍛えられ、ということはあるかもしれませんが、完投力が増すということはなさそうです。
特にパリーグは近年ダルビッシュ・大谷・菊池・千賀と本当のトップクラスの投手が米メジャーに流出していることもあるのか、全体に小粒な印象になっています。(またオリックスの山本由伸は残っていますが)
このままNPBが米メジャーの草刈り場というか下請け的な状態が続き、それを補うために米メジャーをはみ出た選手で戦力の不足を補う、という状況が続けば、若者たちに野球はますます魅力のないものになっていきます。(大相撲なんてすでに若者に対する魅力はなくなり、モンゴルを筆頭とする東アジアの力のある若者の登竜門となっています)
大谷の登場は確かに若者に夢を与えましたが、逆に大谷がスーパーすぎて「大谷は凄いけど」というちょっと敵わない、的な状況も生まれているのではないでしょうか。
野球には夢も希望もありますよ、とアピールできるよう、NPBの皆さん光り輝いてください。
上記数字は各選手個人のWIKIPEDIA 及びTahooスポーツの成績等を参考にさせていただいています