原監督退陣

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

結局巨人の原監督は退陣しました。
2年連続Bクラスでクライマックスシリーズを逃す、ということで、特に外野というかOB連中がうるさい巨人では「巨人の伝統に泥を塗った」なんて声が強く?さすがに厚顔の原監督も居座り続けられなかった、というところでしょうか。
まだ契約を1年残しての勇退でした。

ここで原辰徳氏(選手・監督)を巨人ファンではない私がチェックしてみます。

原選手は巨人の歴代の4番打者として、4位の出場数です。
川上哲治 1658試合 39年―58年
長嶋茂雄 1460試合 58年―74年
王貞治  1231試合 62年―80年
原辰徳  1066試合 82年―95年
ちなみに現在の4番打者岡本和真は現在進行形ですが729試合に4番打者として出場(2018年― )。
トップ3の川上・長嶋・王に続く巨人の4番ですからある意味凄い。しかしよく「誰それは巨人の何代目の4番打者」なんて
マスコミが言っていますが、関西の方に言わせれば「何、値打ちこいてんね」というところです。
実際巨人4番トップ3が打者として素晴らしい実績を上げているのに比べ、原辰徳選手は83年に打点王を取ったくらいです。(打撃三冠では)
15年の現役生活で382本塁打(25本/年)、1093打点(73点/年)、通算打率.279ですから立派な成績ですがスーパーというほどではありません。特に前の王・長嶋が偉大過ぎてどうしてもかすんでしまいます。

監督としては3度延べ17年巨人の監督を務め8回のリーグ優勝、3回の日本一に輝いています。
2009年にはWBCの監督として優勝しています。
監督としても立派な成績です。というか原氏に17年も監督を任せるというのはいかに巨人に人材がいないか、というか皆さん巨人の監督を引き受けたがらないのでは、とも思えます。
再々言っていることですが、巨人の監督としてしか優勝経験のない監督を私は「大監督」とは認めません。強力な戦力を抱える巨人が優勝しても当たり前(近年は必ずしもそういえない状態に巨人は陥っていますが)巨人以外のチームでも優勝して初めて「大監督」と私は認めたい、ということです。

プラス私がこの方を好きになれないのは、2012年6月に文春でさんざんキャンペーンを張られた、原氏の女性スキャンダルからの巨人が闇社会の人間に1億の口止め料?を払い、それを読売グループが必死にもみ消した、ことです。
他にも原氏はえげつないかけゴルフの常習者であることが暴露されたり、巨人の大監督なのでそれだけニュースバリューがあるせいもありますが、これでは関西の某球団にまつわる数々のブラックエピソードを笑っていられないブラック度です。
「巨人の・・・」という肩書が取れてこれで文春から追い回されることもなくなるのか、もう読売グループのプロテクションが無くなってどんどん過去の汚点がほじくられていくのか、一般人?原氏の人生これからです。

上記数字は各選手個人のWikipedia及びYahooスポーツの成績等を参考にさせていただいています

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