戦力外は30代?
おはようございますヤクルトけんちゃんです。
ヤクルトの西田捕手に戦力外の通告がされました。
第一次の通告は12球団ほぼ終わっていますがまだこれから第二次の追加の通告の可能性もあります。ヤクルトは現在までに8選手に戦力外通告をしました。
そのうち西田捕手は32歳、嘉弥真投手は34歳、三ツ俣内野手は32歳、尾仲投手は29歳、近藤投手は29歳、嘉手苅投手は21歳、下投手とフェリペ捕手は25歳です。
当然といえば高齢の選手が多くなっています。引退した青木選手は42歳、石川投手は44歳です。
何が戦力外と戦力内を分けるのでしょう。
決めるのは球団で監督以下もその決定には関わってくるのでしょう。
ポイントその1はコスパです。
球団も支配下選手枠があり、予算がある中でやりくりをする必要があります。
昨年青木選手は3.4億円の年俸を1.4億円に減額され、大いに不満を述べていました。青木選手のプレーに球団は3.4億円の価値がないと考えたのでしょう。普通雇用側が年俸や給与を半分以下に下げるということは「いやだったら辞めてください」を言いはしなくても言外に言っています。
つまりコスパが悪くなったということです。
そういうことも青木選手の引退に繋がっているような気がします。
次に大きいのは年齢です。
基本18歳(高卒)でプロの世界に入り、その後徐々にパフォーマンスを上げていきます。普通皆が皆ではありませんが、20代半ばを過ぎたころから体力やプレーに衰えを見せるようになるわけです。
中には石川や青木のように40歳を過ぎても他の選手と遜色ないプレーはできている選手もいますが、あくまでレアケースです。しかし若いころの爆発力は無くなっています。
この2点を絡み合わせて球団は戦力外と残す選手を決めます。
特に若い選手はこのまま支配下に置いて伸びしろがあるのかどうかも大きなポイントになります。この辺には監督コーチの意見が大きく反映されます。
来季の采配を取る監督のチーム構想により、どの選手が重要か、更にドラフト構想、外国人選手の組み合わせも大きなポイントです。
以上を加味して、戦力外選手がピックアップされ、球団から通告が行われます。
基本1年契約の選手サイドにノーを言う権利は無く、イエスというしかないわけです。
厳しい勝負の世界です。
本来プロ入りするときにはわかっていたはずです。
今回の戦力外になった選手たちの今後の行く道はまだわかりませんが、幸せな第二の人生を歩み始めることを祈ります。
Yahooスポーツの成績等を参考にさせていただいています
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