SBの年棒はヤクルトの倍!
おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。
先日不可解な人事がヤクルトでありました。
7月11日の巨人戦で負傷した嶋捕手が結局今季2度目の骨折という事で、翌日登録抹消、
替わりに松本直樹が捕手の控えとして一軍登録されました。
ところが松本選手は一度も出場することなく、7月16日に登録抹消、古賀捕手が代わりに一軍入りしました。
松本捕手はチャンスに強いバッティングで、昨年は度々打点を挙げ、今シーズンは中村選手と正捕手の座を
争うかと期待していたのですが、嶋捕手が加入、そしてなぜか古賀捕手が今期は重宝されていました。
せっかくのチャンスで松本選手怪我でもしたかと思いましたが、7月17日のイースタン戦にはフル出場しているので、
怪我や体調不良はなさそうです。
1軍の首脳陣となにかあったのではと勘ぐってしまいます。
昨日のイースタン楽天戦でドラ1奥川投手が4度目の先発、楽天の和田に2ランを浴びるなど、
2.2回で3失点、途中交代です。プロの洗礼をやっと浴びたというところでしょうか。
これを糧にして一段のパワーアップを図ってください。
さて先日12球団のチーム別平均年棒の記事が出ました。これは外国人選手を除く支配下選手の平均です。
これを見ると1位がソフトバンクの7131万円、2位が巨人の6107万円とここまでは納得です。
さて我がヤクルトはと見ると、9位の3351万円です。
ヤクルトの下には中日・オリックス・ロッテと続きます。
なんとヤクルトはソフトバンクの半分にもならない平均給与です。
ヤクルトの年棒ベスト10をみてみましょう。
山田哲人 5億
青木 3.4億
坂口 1.15億
石川 1.05億
雄平 1億
中村 9千万
小川 9千万
石山 8千万
近藤 6.7千万
村上 4.5千万
以上です。
対するソフトバンクは1位の柳田が5.7億、2位の森が4.6億とここまではたしかにソフトバンクが高いですが、
2倍というほどの差ではありません。
違いはここからです。3位松田4.5億、と続き10位の明石でさえ1億です。
確かに昨年のヤクルトは散々な成績で、選手自身も成績を下げる選手が続出で、山田哲人と村上以外は年棒大幅アップのケースはほとんどなかったような。
逆にソフトバンクはここ数年日本一にもなり必然的に選手の年棒もアップしています。
それにヤクルトは3位の坂口、9位の近藤とヤクルト再生工場の選手が2人もベスト10入りしているという事です。
再生工場の選手は入団時の年棒が安いので少しくらい活躍してもなかなか1億円プレーヤーに達するには時間がかかります。
それにしてもヤクルトは生え抜きに対しても渋すぎる気がします。山田・青木は除いてセリーグ現役最多勝の石川が1億ちょっと、今年の堂々の4番村上は4.5千万。巨人の岡本は確かに昨年も相応のかつやくしていましたが、1.4億です。
逆に巨人の方が分かりやすいかもしれません。
1位が菅野 6.5億
2位坂本 5億
ですが3位に丸の4.5億、4位に陽ダイカン3億、6位に野上1.5億、7位に炭谷1.5億と
ベスト10に4人もFA選手が入っており、大枚はたいて選手をかき集める巨人の特徴が現れています。
ソフトバンクは内川 2.5億1人のみがFAで、あとは生え抜き選手がベスト10を固めています。
ソフトバンクも金に糸目をつけず選手を集めているイメージがありましたが、そうでもないようです。
昨年バレンティンを取られたことで、そのようなイメージがついてしまったのかもしれません。
それよりも、育成も含め、選手を大事に育て、育った選手には惜しまず年棒を上げている姿が見えます。
ソフトバンクの4位千賀 3億、8位甲斐 1.1億はともに育成出身です。
以上のように平均年棒一つをとってもそれぞれの球団の特徴が現れて興味深いポイントが見て取れます。
上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています