併殺打

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

野球には併殺(ゲッツー)というものがあります。
ノーアウトランナー1塁なんてチャンスが次の瞬間には2アウトランナー無しになったりするわけで、攻めているこちらにとっては最悪の結果で、守る先方にすればラッキーというか最善?の結果です。
ゲッツーになるのはいくつかのケースが想定されます。
⓵打者の打球が内野手へのライナーとなり、ランナーが飛び出し併殺となる。
⓶エンドランなどのサイン若しくはランナーに盗塁のサインを出し、打者は三振、ランナーは2塁でタッチアウト。
⓷一番多いケースは打者がショートゴロ若しくはセカンドゴロ(ピッチャーゴロもありますが、6‐4‐3とか4‐63とか1-6-3の併殺となるケースです。
1アウト1塁で打者がピッチャーの場合あえてバントさせるケースもあります。ここでピッチャーに下手に併殺打を打たれこの回を終わるより、2アウト2塁として、1番打者のバッティングに賭けるという理にかなった戦法です。
特に今年のヤクルトの一番はセリーグ最多安打の長岡ですから、安打からの得点の確立がぐっと増すわけです。
よく打者はチャンスではランナーを進めるバッティングを求められますが、なかなかそうはいきません。とくに打者が足の遅い外国人選手や投手だと、併殺になりがちです。
その点打者走者の足の速さは重要になります。
ちなみに今シーズンのセリーグの盗塁王阪神近本は19盗塁で7併殺打です。
盗塁2位のDeNA梶原は16盗塁で2併殺打です。
ヤクルトでは村上が10盗塁の6併殺打。
オスナがなんと0盗塁の24併殺です。
オスナがいかにチャンスで落ちる球を引っかけてショートゴロを打っていたかという感じです。オスナのバッティングを見るとチャンスでは力み切ってただバットを振り回している印象があります。
サンタナがライト方面への流し打ちが今年の成功の一因だったのとは違います。
よく野球では「センター返し」「ピッチャー返し」を心けよ、なんて言われますが、力み切って落ちる球を引っかけたり、引っ張り専門になってはなかなか魚い結果は得られません。
長岡のようにバットコントロールで三塁線を狙うバッティングをオスナに今更もとめるのもちょっと無理があります。
ただしオスナは十分なパワーもあるわけですから、ただバットを振り回すのではなく、今少しミートを心掛けたバッティングに替えることも必要ではないかと思う次第です。

Yahooスポーツの成績等を参考にさせていただいています

 

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