青木引退試合
ヤクルト5‐3広島(ヤクルト10勝13敗)
おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。
昨日の青木の引退セレモニーは泣けました。青木ってヤクルトを本当に愛してくれていたんだなという思いを一段と募らせたわけです。
再々言っていますが、プロ野球選手は個人事業主で、常に自分を最高に評価してくれる(最も高い年俸他の条件を提示してくれる)球団と契約するのが経済合理性に則った考え方です。
多くの外国人選手が、①NPBで活躍する②自分の商品価値が上がる、③翌年の契約は自分に最も多くの札束を積み上げたチームと契約する。こういう形で昔の巨人や今のソフトバンクに行ってしまった選手もいます。
決して個人攻撃する意図はありませんが、NPBからMLBに行き、日本に帰国した際にどこの球団と契約するかは大きな問題であり、西武の秋山選手がMLBでうまくいかず、日本に帰国しなぜか広島に入団したのは最近のケースです。広島からMLBに行き、また広島に戻った黒田投手は「男黒田」なんてちょっと称賛されていました。ヤクルトの石井一がMLBからヤクルトへ戻り、FA権を取得するとさっさと西武へ移籍したなんてこともありました。
青木はヤクルト→MLB→ヤクルト→引退なんて道をたどったわけで、青木がいかにヤクルトを愛していたか、という証左となります。
これは一度ヤクルトに見切りをつけて他球団やMLBに行った選手に対し、ヤクルト球団もファンも再び温かく迎えてくれる、というヤクルトの体質もあるのでしょう。
プロ野球選手になった以上、自分がいかほどのものか、どこまでMLBで通じるのか、試してみたいという気持ちは当然です。
球団によってはFAによって他球団(MLB)に行った選手は二度と受け入れないというチームもあるようです。
このゆるさ、温かさがヤクルトのファンであり、球団の姿勢です。
それが昨晩の青木の又村上他の涙でした。
「ミスターヤクルト」を継承する男として、青木も将来の監督候補でもあります。ただしこればっかりは現役時代の成績即監督就任とはならないのが、NPBです。
さて昨日の広島戦は先発の高橋が6回まで広島打線を0封し、8勝目を挙げましたが、何を思ったか、7回に出たサイスニード青木の引退に花を添えたいと思ったか石川が全然で、5‐0の一方的な試合が5‐2と詰め寄られ、9回に出てきた守護神小澤も坂倉にホームランを打たれ5‐3、一打同点の冷や冷やの末の勝利でした。
本日の広島戦では引退の山崎晃太郎も顔見世出場するようです。
行く人去る人です。
Yahooスポーツの成績等を参考にさせていただいています
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