3ボールノーストライク、ノーボール2ストライク

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

本日より交流戦に突入するわけですが余り楽しいニュースが無いヤクルトです。
強いて言えば5月26日のイースタン西武戦で先発した奥川投手が7回、100球を投げ、5被安打、2与四球、4奪三振で2失点、自責点0で勝利投手になったことでしょうか。二軍相手とは言え100球を投げ切り、奥川投手の一軍復帰も近いかもしれません。

さて、本日のお題です。ヤクルトの試合を見ていてよく思うのですが、プロ野球で打者が3ボールノーストライクになるとその打者は4球目はまず見逃します。統計を取っているわけではありませんが、この状態になると投手はストライクを取りに来るので真ん中近くにストレートを投げ込んできます。本来打者にとって打ちごろの球の筈です。しかし3ボールノーストライクになったということは投手は相当にコントロールを乱していてまた精神的にも動揺しているため4球目も外すことも往々にあります。
この4球目にど真ん中の打ちごろの球が来るのか外れてしまうのか、見ていると4球目にストライクが来る可能性の方が高いような気がします。そして打者は往々にしてこの4球目のストライクは見逃します。
すると投手は5球目には落としてきたりして打者は空振りし、あっという間にフルカウントで投手・打者五分の状態になってしまうわけです。
見ていると3ボールノーストライクの結果は四球で終わるか打者がヒットを打つ方が多いような気がします。つまりこの3‐0というシチュエーションは圧倒的に打者有利になっているわけです。
そこでおあつらえ向きにど真ん中のストライクが来れば、本来村上のような長距離打者は待ってました、とばかりに一発狙いに行くのでしょう。しかし村上のケースでは得てして3ボールノーストライクになるとバッテリーはそこで勝負をあきらめて四球を選択するケースが多くなります。しかし村上の現在の不調が続けば相手バッテリーも強気で攻め方を変えてくるかもしれません。また3ボールノーストライクになるとベンチからウェイティングのサインが出ることも多々あるでしょう。統計的に3ボールノーストライクから3球続けてストライクが来る可能性は低いなんてことがあるのでしょうか。
高校野球やプロでも下位打線ならともかく、ちょっと消極的なような気がします。

次にノーボール2ストライクから1球外す戦法です。打者は2ストライクと追い込まれると必死で次のボールに食らいついてくるので、ストライクは投げるな、ということでしょう。昔の巨人ではノーボール2ストライクからストライクを投げて打たれると罰金なんてペナルティがあったようです。
しかし現在の球数制限のある中で1球は重要です。無駄な球を投げている暇はありません。特に見え見えの外したボールはいかにも1球の無駄使いに見えます。3球三振なんてこともよくある話で、必ずしも2ストライク先行したら1球外すということは徹底されているわけではなさそうです。
ノーボール2ストライクになったら内角高めのストレートという釣り球を投げるか外角低めに落とすかして三振を狙うのが良いように思えます。

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