ヤクルトの天敵 総括
おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。
結局ヤクルトは追加の戦力外通告はありませんでした。
日本一のご褒美でしょうか。
リストラがないということは、新戦力を入れられないということです。
すでに5人をドラフトで指名していますので、支配下枠は大丈夫でしょうか。
後日検証します。
さて、これまでセリーグ各球団別で5回に分けて天敵の記事を書きましたが、
今日はそれの総括という事で、本当の天敵は誰だったのかをまとめてみました。
まずは先発投手です。
⓵阪神 青柳 対戦防御率2.68、7先発、4QS、4勝1敗
ここ数年来のヤクルトの天敵です。青柳の先発試合には山田を引っ込めるというとほほな状態です。
そんな青柳も今年は13勝を挙げ、セリーグをを代表する投手になりましたが、
そもそも今年ヤクルトが3敗以上しているのは青柳だけです。
⓶巨人 菅野 対戦防御率0.39、4先発、2QS、2勝0敗
今年絶不調だった菅野投手ですが、ヤクルトには頑張ってました、というかヤクルトが「手も足も」状態でした。
⓷阪神 ガンケル 対戦防御率1.77、6先発、5QS、2勝0敗
一昨年はヤクルトが打ち崩していたイメージがあったのですが、今年は別人でした。
⓸広島 森下 対戦防御率1.18、5先発、1完封、5QS、1勝1敗
ルーキーイヤーから森下にはひねられています。
⓹広島 床田 対戦防御率1.83、4登板3先発、2QS、1勝0敗1H
サウスポーの床田も苦手でした。
中継ぎでは
⓵中日 又吉 対戦防御率0.00、10登板10回、1勝0敗5H
この又吉もサイドスローです。
⓶中日 福 対戦防御率0.73、13登板12.1回、3H
福投手はサウスポーです
⓷DeNA 伊勢 対戦防御率0.79、12登板11.1回、2H
なぜかこの2年目の投手にもかわされていました。
打者では
⓵巨人 丸 .368、7本塁打、17打点
今年不調でしたがヤクルトは好物だったようです。
トータルの成績が.265、23本塁打、55打点に対してヤクルト投手陣は結構打たれました。
⓶巨人 岡本 .283、10本塁打、30打点
丸もそうですが、狭い神宮と東京ドームで戦うので必然的に本塁打が増えたのかもしれません。
⓷阪神 大山 .346、4本塁打、15打点
⓸阪神 マルテ .306、6本塁打、15打点
通算打率が大山.260、マルテ .258 ですからこの二人にはいいように打たれました。
⓹広島 鈴木 .368、7本塁打、12打点
⓺広島 坂倉 .408、2本塁打、10打点
鈴木はともかく、坂倉の(88打席で)4割の打率は打たれ過ぎです。
⓻中日 大島 .376、0本塁打、8打点
この選手のしぶとさにヤクルト投手陣は根負けしていました。
以上対戦成績から見たヤクルトの今シーズンの真の天敵をピックアップしてみました。
先発投手ではそもそも今年大活躍した青柳のような投手や今年不調だったのになぜかヤクルト戦では
張り切る菅野のような投手もいます。
そもそも優勝するようなチームが天敵なんて作ってはいけません。
来期は来期でまた新たな天敵が出てくるのでしょうが、スコアラーも含めてなぜ今年上記の選手にやられたのかの
検証・対策の構築がオフの大きな宿題です。
上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています