侍J 米国に辛勝

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

昨日のオリンピック野球準々決勝の日本対米国の全勝同士対決は、延長タイブレークまで
行ってしまいました。

今回稲葉監督は広島の選手を重用しているようにも見えます。
4番は鈴木誠也、8番村上の前の7番は菊池です。打撃重視なら山田哲人をセカンドに入れ、DHに
大砲を持ってくる手もあるのですが。
第2戦メキシコ戦の先発は森下で、今のところ栗林を全試合に使っています。
広島のチーム状態がそれほど良くないのにも拘らず、広島の選手を重要なポジションに使うのはいかがなものかと。

結果オーライで今のところ全勝ですが、今回の侍ジャパン編成及び起用に関して稲葉監督は
かなり失敗をしているように見えます。

いくら米国メジャーでの経験が豊富とは言え、ピークを過ぎている田中まあくんをメンバーに入れて
しかも先発の3番手にするのはいかがなものかです。
今回の侍Jメンバーの選別に稲葉監督は過去のネームにこだわりすぎているかと思います。

昨日やっと一発(かつ初ヒット)が出ましたが、今シーズン余り調子のよくない鈴木誠也を辛抱強く
4番に据えています。
オリンピックは短期決戦です。その時に好調な選手を次々に投入し、ダメな選手はさっさと見切りを
付けるとかの早い判断ができないと短期決戦では勝てません。
現況で言えば経験という問題はありますが、巨人の岡本が4番にふさわしい結果を出しています。
少なくとも岡本が侍Jメンバーに入ってすらいないということは謎です。

昨日のもう一つの采配ミスはドミニカ戦で失敗した青柳をまたまた中継ぎに使って傷口を広げたことです。
青柳が中継ぎに不向き(もしくはそもそも調子が悪い?)なことは明白で、
短期決戦で再度のチャンスを与える余裕はないはずです。
そんなことを言うとドミニカ戦でリリーフ失敗した広島の栗林をメキシコ戦・米国戦でも使い続け
こちらは成功しました。
栗林ケースで青柳も今度はやってくれるだろうと出してこちらは失敗でした。
ベンチ入りメンバーも限られているわけで、その中から失敗する度にメンバーから外していては
起用するメンバーがいなくなってしまいます。
選んでしまったメンバーを考え考え使っていくしかないかと。

次の韓国戦は山本由伸の先発として、その次は昨日好投を見せた千賀当たりを先発させるのも
面白いかもです。

それにしても甲斐捕手は大当たりです。昨日もサヨナラの一打を放ちました。
今シーズンこれまで甲斐選手は打率 .237、8本塁打、32打点ですから決して打者として素晴らしい
活躍はできていません。それが侍ジャパンでは恐怖の9番打者として大活躍です。
この選手も「お祭り男」のようです。

しかしこのオリンピック野球は6チームしか参加していないせいで、やたらと敗者復活戦を増やして
試合数を水増ししています。
日本は次戦の韓国戦に勝てば銀メダル以上が確定、敗れても敗者復活戦に回って、うまくいけば
また金メダルのチャンスがあるなんて奇々怪々の試合編成です。
本来なら昨日の米国戦勝利で日本は金メダルのところですが。
まあこれもエンターテインメントです。
まだまだ続くオリンピックの野球を楽しみましょう。

上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています



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