李政厚メジャーへ
おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。
1月11日日経新聞夕刊に韓国プロ野球の李政厚(イ・ジョンフ)選手が今期終了後に米メジャーにポスティングで挑戦することを所属球団(キウム・ヒーローズ)も容認したということです。
このイ・ジョンフ選手のことが日経新聞の記事になったのはもちろん素晴らしい選手であることもありますが、イ・ジョンフ選手の父親が日本の中日ドラゴンズでプレーした李鐘範(イ・ジョンボム)選手だったことも大いに与かっています。
イ・ジョンボム選手は1970年8月生まれで、建国大学からプロ入り、俊足好打の遊撃手として1997年にはKBO(韓国プロ野球)で初のトリプルスリーを取り、98年に移籍金4.5億円、年俸8千万円で中日に移籍しました。
山田哲人タイプの選手だったようです。
中日では98年から01年の途中までプレーしましたが、1252打席で27本塁打、99打点、.261、53盗塁、23盗塁死。
98年には67試合で12失策と遊撃の守備に問題があり翌年から外野手に転向。
99年00年はまずまずの働きでしたが、外国人選手枠の問題から(当時は投手2人、野手2人)枠に入れず01年途中で退団しました。
結局イ・ジョンボム選手はKBOでは16年プレーし6921打席、194本塁打、730打点、.297で510盗塁。
4度の盗塁王、首位打者、MVPも取っている大物でした。
このイ・ジョンボム選手は2011年に現役を引退したわけですが(41歳)、その息子であるイ・ジョンフが今回の主役です。
イ・ジョンフはプロ入り7年目の24歳、左打の外野手です。
6年間で3560打席、59本塁打、470打点、.342、63盗塁、昨年は首位打者(2年連続)打点王、MVPにも輝き、韓国最高の打者とも評されています。
「鳶が鷹を産む」ではなく「鷹が大鷹を産み」ました。
このイ・ジョンフ選手も25歳を待ってポスティングというヤクルトの村上選手が狙っている路線の先駆者となりそうです。
韓国ではこのイ親子のように親子で大選手という例があるわけですが、日本ではとんとありません。
しいて言えば長嶋茂雄・一茂親子とか野村克也・克則親子くらいでしょうか。
いずれも偉大なる父親に対しさえない息子たちでした。
日本ではよく「親の七光り」なんて言って、親の威光を借りてデビューする(芸能人にはよくありますが)ことがありますが、プロ野球の世界ではせいぜい親が監督の時にその球団に引っ張ってもらえるコネ入団くらいで、それでも実力が伴わなければそれでおしまいです。
このイ・ジョンフ選手をWBCで見るのが楽しみです。
上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています
おお、今回は韓国プロ野球の話を取り上げられましたね。
이정후(イ·ジョンフ)は韓国の野球記者たちがほとんど神様のように敬う選手です。特に今回のストーブリーグではほぼ毎日インターネット新聞に登場しています。なぜなら、今回のストーブリーグでは日本の選手たちが3人も巨額をもらってMLBに進出したからです。しかし、韓国選手は一人も進出の夢さえ見られませんでした。反日精神に徹した韓国記者たちの自尊心が完全に崩れました。
이정は今回ボストンに進出した吉田正尚と同じ外野手です。それで韓国の記者たちは守備が全くできない”半分”選手の吉田が1億ドルを超える巨額を受け取ったので、イ·ジョンフもそれ以上をもらえると早くも派手に宣伝しています。
1年前には日本のプロ野球界、特に中日からイ·ジョンフを迎え入れるために非常に力を入れていると報じ、日本がいくらイ·ジョンフに片思いしても与えないだろうと記事を書いたりしました。
イ·ジョンフが現在韓国球界で最高の選手であることは間違いありませんが、韓国のマスコミから”反日のアイコン”として利用されることは嘆かわしいことです。
MONTE CRISTO様
コメントありがとうございます。
数字で見るだけですが、このイ・ジョンフ選手は凄そうです。
イチロータイプでしょうか。
WBCがますます楽しみになりました。
ヤクルトけんちゃん