トライアウトの結果?

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

NPBの12球団合同トライアウトは11月15日に行われました。
ヤクルトからは下記6選手プラス2年連続挑戦の中山選手の計7選手が出場しました。
その結果は
久保拓真 2奪三振・1与四球
吉田大喜 3奪三振
市川悠太 1被二塁打・1与四球・1奪三振
成田翔 捕飛・投ゴロ・二ゴロ
鈴木裕太 1被安打・1被二塁打・二飛
松井聖 8打席・3四球・5打数ノーヒット・3三振
中山翔太 7打席・1本塁打&1安打・3三振

上記中、久保投手はトライアウト後も引き合いが無かったということで、引退を表明しました。
吉田大喜投手はトライアウトで素晴らしい出来(3奪三振)だったので、どこかに落ち着くのでは。
他には本塁打を打った中山選手や三者凡退にうち取った成田投手なんかどうなんでしょう。
このトライアウトはそれこそ一発勝負、投手は3人に投げるだけ、野手は7打席もありますがプラス守備も見られるというわけで、昨年は三ツ俣選手が守備で?ヤクルト入団が決まったなんてこともあります。

ということで上記7選手中6選手は今日までのところ(11月29日)去就不明です。
一方上記以外の戦力外では嘉手刈投手は育成契約となり、奥村選手は現役を引退し楽天の二軍コーチに就任。松本友選手は現役引退し警察官になる、なんて報道もありました。
他には荒木選手は引退。戦力外とされた大下投手と杉山投手も引退、ということです。

現役引退後の身の振り方も様々です。
指導者(コーチや監督)として所属チームに残れるのがある意味ベストです。しかし現役時代と比べると普通は大幅に年俸がダウンします。
上記奥村選手のように現役時代を評価されたのか何か伝手があって他球団で指導者となるケースもあります。あとはスコアラーやスカウトなど球団職員として残るケースです。
引退後解説者となるのはこれだけメディアが増えたとは言ってもほんの一握りのスター選手や監督などです。

昔は現役時代に蓄えた資金を元手に飲食店を開くケースが結構多かったようです。しかし所詮は芸能人が開く店と同様素人に毛が生えたレベルでお客さんを呼ぶことはできず、初めは現役時代の名前でファンなどが訪れても長続きはしないようです。

いくらプロ野球選手が個人事業主とはいえ多くは高卒のある意味世間を知らない青年達を球団は預かるわけで、選手として使い物にならなかったので使い捨てするようなことは許されないはずです。
NPBと選手会で引退した選手に職を紹介するとか12球団の親会社で社員として雇用するとか、スター選手にスポットライトを当てるだけではなく、まだ二十歳代の若者への救済策ももっと真剣に討議されるべきと思います。ドラフト上位指名選手はあまり考えないでしょうが、下位氏名や育成指名の選手は「本当にプロになって大丈夫かな」なんて不安もあるはずです。NPBで引退後のケアシステムが充実すれば彼らがプロの扉を叩く後押しになるのでは。

上記数字は各選手個人のWikipedia及びYahooスポーツの成績等を参考にさせていただいています

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