ヤクルト再生工場
おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。
再生工場と言えば野村再生工場です。ノムサン時代他球団を戦力外になった過去に実績のある選手を「安く」
再雇用し、野村監督のアドバイスにより生き返らせたことが度々あったためこのような名称ができ、
それは現在のヤクルトにも引き継がれ「ヤクルト再生工場」として息づいています。
近年の大当たりとしてはやはり坂口外野手です。他にも退団しましたが、近藤投手とか山中投手が
ヤクルトで生き返りました。
五十嵐投手も一昨年ヤクルトに里帰りし、2018年にはソフトバンクで23登板、1敗、2H、4.50
だったのが、19年にヤクルトで5勝1敗、4H、2.98と最後の頑張りを見せました。
そういえばヤクルトにはソフトバンクからやってくる選手が多いですな。
前記の山中投手、これも退団しましたが寺原投手・山田大樹投手、現役では長谷川投手、今年育成契約の小澤投手、
忘れてならない内川選手もソフトバンクからの入団です。
ソフトバンクと言う球団がいかに戦力が余っているかの証左かと。
そしてヤクルトはその余剰戦力の恩恵に預かっている、とも言えます。
そしてバンデンバーグ投手の入団も決まりました。35歳、1年契約、$75万プラス出来高です。
ソフトバンクでは6年間で43勝19敗、3.68でローテーションを守っていましたが、ここ2年は
怪我に泣かされ、2019年は3登板で2勝、20年は5登板で2勝2敗でした。
内川選手も昨年は一軍の出場がなかったわけで(けがではありませんが)この2選手は立派な?
ヤクルト再生工場案件です。
育成の近藤投手や小澤投手はそもそも実績がないので再生案件とは言いません。
私はもともと再生工場は好きではありません。
ノムサン時代戦力も資金力もなかったヤクルトの戦力を手っ取り早く補うために、
他球団を戦力外になった実績のある選手を引っ張ってきて、もともとは力のある選手たちですから、
19年の五十嵐投手のように、新しい舞台に立たせてもらい、アドレナリンも出て、頑張るという形です。
もちろん野村監督の適格なアドバイスもあったでしょうが、所詮引退間際の選手の最後の数年、
いわば使い捨てです。
このような戦力補強は長期的なチーム作りに反します。
本来は広島が典型的ですが、自前で一から選手を育成し、FAで出ていく選手はいますが、
FA補強はしない、自前主義です。
そうはいっても、今年のヤクルトに内川選手とバンデンバーグ投手は必要なコマです。
彼らも含めヤクルトで1年でも長く活躍してくれることを祈ります。
上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています
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