今期の女子ゴルフはどうでしょう？
おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。
昨日はヤクルトはお休みでした。
選手のみなさんしっかり休養を取り、リフレッシュしたでしょうか。
それでは今日はプロ野球同様、コロナ禍で大変な状況となっている女子ゴルフについて語りましょう。
今年JLPGAは37試合を開催予定していましたが、すでに23試合が中止に。
先週までで7試合が開催され、今後7試合が開催予定です。
私が再々言っていますように、ゴルフトーナメントなんて、屋外競技で、他の協議のように選手同士
接触するわけでもなく、ギャラリー（お客様）の密に気を付けさえすれば、ある意味コロナに対し
最も安全な競技の一つと思います。
それでもJLPGAが米国に倣え右なのか、政府のご意向に忠実なのか、特にスポンサーの色が強く出る
協議ですのでスポンサーがビビりなのか多くのトーナメントが中止に追い込まれました。
9月10月は他のトーナメント開催する中、9月のミヤギテレビ杯と10月のノブタグループマスターズは
早々と中止を決めています。
今シーズンのもう一つの特徴は昨年まであれほど女子ゴルフ界を席巻した外国人勢
（特に韓国勢）の活躍がほとんどないことです。
非常事態宣言以来外国人の入国は基本アウトになり、入国できても2週間の
隔離期間が必要なため、特に韓国人選手はこれまでのように日本と韓国を自由に行き来する
ことができなくなったわけです。
そういった中で韓国の李知姫選手や台湾のサイ・ぺイイン選手なんて初戦6月の
アースモンダミンカップから出場していますから、非常事態宣言前にすでに
入国していたという事でしょうか。
皆さん2週間の隔離をクリアーして先週の日本女子オープンはメジャーですから、
申ジエ、ぺソンウ、イナリ、イミニョン等々外国人選手も出場してきましたが、
皆さん隔離疲れか今一つ冴えません。
そのような中で今期初戦となった6月25日スタートのアースモンダミンカップは
渡辺彩香が5年ぶりの優勝を飾りました。この選手は5年ぶりの優勝で27歳ですから、
今の黄金世代の年齢の頃にはその飛距離を武器にして第一線を突っ走っていたという事です。
その後の8月14日からのNEC軽井沢72ゴルフと8月27日からのニトリレディスゴルフは
ルーキーで黄金世代の笹生優花が2連勝しました。この選手は日本人父と
フィリピン人母の両親の間に生まれ、オリンピック出場のために選手層の薄いフィリピン国籍を
選択したという変わり種です。
日本人の父とフィリピン人の母の子というと大相撲の高安・御嶽海も同じです。
この組み合わせが強いアスリートを作る遺伝子の組み合わせとか。
また過去にも他競技でオリンピックに出場するために選手層の薄い日本以外の国籍を選んだ例では
フィギュアスケートの長洲未来とかバレーボールの堀江陽子（ゼッターランド）（共に米国籍を選択）
なんて例があります。昔はバレーボールやフィギュアスケートでアメリカは弱かった、なんて時代もありました。
この笹生の2連勝でこれは大変な選手が現れた、と思っていたら、笹生選手その後は23位T、
13位T、8位T、14位Tと悪くはありませんが飛距離が凄いけどスコアは並みのゴルファーになってしまいました。
野球のように投手対打者の対決勝負では出たての新人が調子に乗ってポンポンとホームランを
打つなんてことがありますが、ゴルフはそういう競技ではありません。
あの2連勝は何だったのでしょうか。
しかし笹生選手今期今のところただ一人の複数優勝で、しかも優勝したニトリレディスが
優勝賞金36百万円の高額賞金大会だった貯金がきいて、現在65百万で賞金ランク1位です。
2位が涙の5年ぶり優勝の渡辺彩香の53百万です。渡辺選手も優勝したアースモンダミンカップの
優勝賞金は4320万と高額賞金大会だったのがきいています。
3位小祝さくら、4位永峰咲希、5位原英莉花と今シーズン優勝選手が続きます。
今年の注目は黄金世代＋ミレニアム世代対ベテラン勢（中堅も含む）対外国人選手という構図を
当初想定していましたが、コロナという激震により開催試合が半分以下になり、外国人選手の入国が
制限されるという異常事態で、昨年フィーバーした渋野日向子は海外に行きっぱなしという中で、
黄金世代＋ミレニアム世代は5勝（笹生2勝、小祝1勝、古江彩佳1勝、原1勝）対
ベテラン勢2勝（渡辺1勝、永峰（25歳）1勝）対外国人選手（0勝）という途中経過です。
あと7試合、どうなるでしょう。特に韓国勢がこのままでおわるとは思えません。
（国籍だけで言うと笹生はフィリピン籍ですから、黄金世代グループか、外国人選手グループか、
どちらに入れればよいのか、なんてつまらんことで悩んでいるヤクルトけんちゃんでした）
上記数字は各選手個人のＷｉｋｉｐｅｄｉａ 及びＹａｈｏｏ スポーツの成績等を参考にさせていただいています
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