女性アスリート稼ぎランキング

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

フォーブス誌が2023年の女子アスリート年収トップ10を発表。
1位はテニスのフィオンテク。2350万ドル。
2位は中国のスキー選手谷愛凌。2210万ドル。ただし競技からの収入は10万ドルで2200万ドルはCM出演料など。
大坂なおみは5位。
トップ10中9人がテニスプレーヤーでした。

一方ではNPBの山本由伸投手はMLBのドジャースと12年で325百万ドルの超長期契約を結びました。これは年ベースにすると2708万ドルになります。
すなわち年俸だけで山本投手は女子アスリートNo1稼ぎ頭を上回ることになります。
女子2位の谷選手を見ればその収入の大部分が競技からの収入以外ということがら、1位のフィオンテク選手の収入にも多額のCM出演料が含まれていると想像できます。
数年前にテニスの大坂なおみ選手が女子アスリートの稼ぎNo1になった際にもその収入の多くはCM出演料でした。

事程左様に男子アスリート(特にプロ野球選手)の年俸が女子アスリートの競技収入を大きく上回っていることがわかります。男子アスリートではサッカー選手も一流プレーヤーは多額の収入を受け取ります。(1億ドルレベルです)

女子ゴルフの昨年日本のNo1だった山下美夢有選手の2023年の年間獲得賞金は約2億1千万円です。我々市井の人間にとっては1年間の稼ぎとしては驚くべき金額ですが、山本投手の年俸から見ると桁が違います。

しかしNPBの今年の年俸ランキングを見ると巨人の坂本選手とヤクルトの村上選手の6億円がトップですから、山下選手の3倍程度でそれほどの違和感はありません。
米国のプロゴルファーのトップ選手の賞金は1千万ドルレベルですからこれも驚くほどの金額ではありません。
全ての競技を検証しているわけではありませんが、MLBと海外のサッカー選手の稼ぎは突出しているように見えます。
MLBは多額の放映権料が選手に多額の年俸を払えるベースとなっているようです。
サッカーもワールドカップを筆頭に世界中で多くのリーグ・競技が行われ人気の高まりがやはり高い放映権料を払うベースとなっているのでしょう。

プロのアスリートである以上その競技生活からいくら稼げるか、ということは重要です。
上記のスキー選手である谷選手はその美貌も相まって女優やモデルとしても活躍しており競技収入を大幅に上回る収入を芸能活動?から得ているわけです。
アスリートもそうですが今の稼ぎが永遠に続くわけではなく、サラリーマンとは違い人生のかなり早い時期にリタイアせざるを得ないわけで、その短いアスリート生活で少しでも多くの収入を得ようとするのは当然の話です。

上記数字は各選手個人のWikipedia及びYahooスポーツの成績等を参考にさせていただいています

 

2件のコメント

  • 私は日本のプロ野球選手の年俸が少なすぎると思います。
    山本選手の場合にわかるように、それだけの実力だとアメリカが日本より6-7倍多く受けます。
    もちろん、市場規模の差があって単純比較は無理ですが..
    しかし、韓国のプロ野球選手との違いを見ると、日本が少なすぎると感じます。
    過去には韓国の選手が日本プロ野球に進出することが多かったのですが、最近は一人も行きません。年俸で韓国とあまり差がないからです。 一般職場の場合でも、韓国のサムスン、現代、LGなどの職員年俸が日本のトヨタ、日産、パナソニックなどの職員年俸より高いです。日本人もたくさんの年俸をもらえたらいいなと思います。

    • MONTE CRISTO様
      コメントありがとうございます。
      MLBは放映権料が桁外れなんて要因もありますが、なんといっても日本の経済力の弱さと日銀の金利政策が
      大きな原因のような気がします。
      過去30年日本はデフレが続き、一時米国にGDPが追いつくかなんて時もありましたが、今や一人当たりGDPでは韓国にも抜かれました。
      そして円安で今や1ドル140円台が続いており、1ドル100円くらいが以前は妥当なんて思っていましたが、それから見れば4割も円の価値がなくなっているわけです。
      上記が絡まってNPB選手の年俸が安く見えてきます。
      残念な話ですが、仕方ないのかとも思えます。
      ヤクルトけんちゃん

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