寺島他に戦力外通告
おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。
先日のヤクルト最終戦で、内川・坂口・嶋3選手の引退試合では皆の涙を誘ったわけですが、私はその裏でひっそりと
戦力外通告される選手たちに思いをはせました。
すると早速、寺島・中山・吉田大成の3選手に戦力外通告が出されました。
多分日本シリーズ後に第2次の戦力外通告が行われるのでしょう。
どのような選手が戦力外となるのでしょう。
故障から立ち直れない。一向にプロのレベルに達しない。実力はあるはずなのに、本番では力を発揮できない。
賞味期限切れ(いわゆる加齢からくる実力の低下)。年棒に実力が伴わなくなった。
スカウトのメガネが曇っていた(メガネ違い)。上層部とか球団から嫌われる、なんてケースもあるかもしれません。
寺島投手は2016年のドラ1です。その年のドラフトでは田中正義投手が5球団競合の大人気でソフトバンクに入団しましたが、
故障が続き、過去6年間で34試合0勝1敗のトホホな成績です。
もう一人このドラフトで2球団競合し中日入りした柳投手は今や中日のエース格の一人となっています。
一方ヤクルトの単独指名だった寺島投手は高校時代のそうそうたる成績を引っ提げての入団で、左の先発要員と期待されましたが、
度重なる故障に加え、結局高校では通じたがプロのレベルに達することはなかったということで、36登板、2先発、47.1回を投げ、
1勝1敗3H、4.57で終わりました。
高卒選手は入団時に完成された選手はめったになく、プロ入り後いかに能力・技術を上げてプロレベルになれるかという
ところが大事なポイントになります。(例:長岡内野手)
中山外野手は2018年のドラ2です。この年のドラ1は清水投手でした。法政大学のスラッガーと期待されての入団でした。
ポジションのファーストは外国人選手御用達のため外野にコンバート。
パワーのあるバッティングで私も数年前は将来は廣岡・村上・中山のスラッガークリーンナップを夢見ました。
もともと筋トレ大好きの「中山きんに君」なんて呼ばれていましたが、私は当初から筋肉ボディは野球に不適。
体が硬くなってしまうので、柔らかい体に作り替えないと、と言っていたわけですが、それもかなわず、169打席、9本塁打、
23打点、.256で終わりました。
私はヤクルトの大卒野手のドラフトでの選択眼に大いなる疑問を抱いています。
吉田大成外野手:中山選手と同じ2018年のドラ8、本当にドラフト会議の最後に指名され「平成最後のドラフト
選手」というので話題になりました。
大学から社会人を経ての入団で、すでに23歳、即戦力とならなければいけないところでした。
結局162打席、1本塁打、5打点、.198、守備要員が多かったイメージがあります。
結局この3人は今シーズン一度も一軍で出場していません。
ファームでの成績は
寺島 30登板65.1回で6.47
中山 230打席、4本塁打、28打点、.224
吉田 279打席、3本塁打、20打点、.182
とファームではそこそこ出場していたので、故障ではなさそうです。しかしファームでこの成績では一軍では
難しいところです。
寺島投手は高卒6年目の24歳。
中山外野手は大卒4年目の26歳。
吉田内野手は社会人経由4年目の27歳。
皆さんトライアウトに出場するのでしょうか。
寺島投手の18番エースナンバーが残念でした。
上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています