戦力外その2

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

日本シリーズも終わり、一方では戦力外通告という名の各球団のリストラも進んでいます。
第2次の戦力外通告も終わりヤクルトも2回目の通告を行いました。
その対象は吉田大喜投手26歳、嘉手刈投手20歳、奥村内野手28歳、松本友内野手28歳の4名です。
嘉手刈投手に対しては併せて育成契約の申し入れもなされたようです。

他球団では阪神高山外野手、楽天西川外野手、楽天炭谷銀仁郎捕手、ソフトバンク森投手などのビッグネームに対しても通告が行われました。

戦力外通告はどのような選手に対して行われるのでしょうか。
一番は何年かやってみて結局一軍のレベルの選手になる要素が見られないと判断された場合。
二番目は故障があったり多かったりでプロとしてやっていけないと判断された場合。しかし奥川投手や塩見外野手のように故障が癒えれば一軍で活躍できる可能性が高い選手は残します。
三番目は過去に活躍したが寄る年波で力が落ちてきて、一方では高額な年俸もありいわゆるコスパが悪くなった場合。上記のビッグネームたちが当てはまります。
後は何かトラブルやスキャンダルを起こし、球団として厄介払いするケースです。

吉田投手は19年の大卒ドラ2でしたが4年間で3勝9敗、5.24で今年は一軍の登板はなく、これ以上の上がり目はないと判断されたようです。

嘉手刈投手は20年の高卒ドラ6で一軍登板が無いまま戦力外ですが、球団としてはまだ上がり目があるという判断でしょう。育成契約とし、支配下枠を拡げるための通告でしょう。

奥村内野手は13年の高卒ドラ4で巨人入りしましたが入団1年目のオフにヤクルトからFAで巨人入りした相川捕手の人的補償でヤクルト入り。高卒1年目の選手が人的補償の対象とされたことで巨人の内外では問題になりました。
しかしプロ入り8年間で444打席、.199と打撃は今一でベンチで大声で声援を送るのが印象に残ったくらいでした。

松本友内野手は大卒BCリーグ経由の18年育成ドラフト2位でヤクルトに入団。20年に支配下登録されました。一軍では71打席で.328と少ない打席ながら高打率を挙げ、内外野も守れるユーティリティぶりもあって結構期待していたのですが、なぜが一軍であまり使ってもらえないままの戦力外です。ここはちょっと納得のいかないところです。

これで10月2日の7選手に対する通告と合わせ11選手をヤクルトは戦力外としたわけです。先日のドラフトでヤクルトは5選手の支配下と2選手の育成指名を行いました。
これからのオフで現役ドラフト、トライアウト、それ以外の他球団の戦力外選手、獲得競争に乗り出すかはわかりませんがFAの選手、新外国人選手とヤクルトの補強は続きます。

上記数字は各選手個人のWikipedia及びYahooスポーツの成績等を参考にさせていただいています

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