打率とは

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

昨日の広島戦は雨で中止。二軍から出戻りの小川がリベンジ先発の予定でした。
結局本日からの中日戦は金久保・小川・奥川で行くようです。
かくして15日先発顔見せ予定だったバンデンハークは14日のイースタンの試合で
今一度テスト登板と言うことになりました。

長谷川が二軍でももがき苦しんでいます。昨日のイースタン楽天戦で、
先発3回、3被安打、3失点でした。昨年一躍ブレークした長谷川ですが、
何がどうしたのか。それまでソフトバンクの育成で、昨年急に一軍の勝利の方程式の
露払いをやらされ、勤続疲労でしょうか。若いのでなんとか調子を取り戻していただきたいものです。

さて今日は打率の話しです。
現在のセリーグの首位打者争いは
1位 広島 菊池 .353
2位 中日 大島 .317
3位 阪神 糸原 .3142
4位 ヤクルト 村上 .3135
5位 DeNA 佐野 .312

今年なぜか爆発している菊池や糸原が上位にいます。
村上が4位で頑張っています。
村上は本塁打10本で1位タイ、打点は26で3位ですから、今年はともかく、
「三冠王に最も近い男」という呼称はほめ過ぎではありません。
以前だと山田哲人やソフトバンクの柳田がそういう感じでした。
時代は移ります。

何度か言っていますが、打者は3打数で1本ヒットが出れば(打率 .333)大変優秀と言うことになります。
上記ランクを見てもクリアーしているのは菊池だけと言うことからもわかります。
瞬間風速ならありますが、規定打席を維持してシーズン通して2打数で1本ヒットを打つ(打率5割)なんて
ことはあり得ません。
イチローが何度か打率4割に挑戦しましたが、できませんでした。
歴代の年間通算打率のランクを見ると
1位が86年阪神のバース .389
2位が00年のイチロー .387
3位も94年のイチロー .383
これで見ると打率4割というのはあながち不可能な数字とは思えません。
年間記録で行くとヤクルトの選手はぐっと下がって27位10年の青木の .358と
28位、17年の若松の .358となります。
ところが歴代通算打率となるとこのヤクルトの2選手がぐっと浮上してきます。
1位が青木の .324 で2位が若松 .319 です。
NPBの基準では通算打数が4000以上で記録されるということです。
これが6000打数で切ると若松が1位になります。(青木は足りないわけです)
しかしこうやって基準を都合よく選択しては記録の意味がなくなります。
NPBが4000打数で切っているわけですから、4000打数を基準にして青木1位です。
と考えると青木って凄い打者です。
昨年は38歳でゴールデングラブ賞です。
今年はどうもコロナ離脱で調子を崩しました。
しかし実力者です。今に戻るでしょう。

村上選手はあくまで長距離砲ですから三冠王はともかく、打率の記録を狙えるタイプでは
ないような気がします。
打率でいけそうなのはルーキーの元山と内山壮馬です。
楽しみなことがまた増えました。

上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています



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