新規二軍チーム

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

今年から静岡(ハヤテ223)と新潟(新潟アルビレックス・ベースボール・クラブ)に新たにNPBの二軍チームが加わります。
以前からこの2チームの選手の流動性はどうなっているの?と思っていたわけですが、少しわかってきました。
以前にNPBでプレーしていた選手はそのまま一軍チームのある球団に移籍できますが、過去にNPB球団に所属していない選手は秋のドラフトを通じないと一軍チームに移籍することはできないようです。

結局これではBCリーグの所属選手と同じ扱いのような気がします。
まだまだ分からないことがあります。NPBの一軍のある球団はその支配下選手に対し保有権を持っており、他のチームが選手を勝手に引き抜くなんてことはできないはずです。
しかしドラフトで指名された社会人チームやBCリーグの選手が所属球団の許可が出ないためにNPB入りできなかったなんて話は聞いたことがありません。
例えば社会人野球の選手はその会社に所属するサラリーマンと一緒の身分とすれば職業選択自由から、いつでもやめることはできるはずです。多分BCリーグの選手も同じなのでしょう。

ところがNPBのみは選手に対する保有権というものを球団が持っており、球団がそれを手放さない限り(戦力外通告とか自由契約にする)選手に移籍の自由はないわけで、その辺はどうなっているのでしょうか。この2球団に関しては保有権が認められていないのかと。

現在NPBはMLBのその年俸のギャップによりメジャーリーガー養成機関となりつつあります。(NPBの選手が米国を目指すのは必ずしもお金だけが目当てではないのでしょうが、言葉も通じない外国に移ることの最大のインセンティブはMLBの巨額の年俸であることは疑いはありません)そしてこの新設の2二軍球団はNPBの戦力外選手の受け皿となり、高校・大学卒業時にドラフトにかからなかった選手の養成機関になってしまうことが心配です。

海外FA権を行使したオリックスの松井投手のMLBパドレスとの入団契約が明らかになりました。
年報は5年で28百万ドルすなわち年560万ドルですからまあまあのレベルです。
しかし出来高は基本的に抑え投手として試合を締めた登板数が基準となるようです。
これが15試合で15万ドル。25・35・45試合で各25万ドル、55試合で50万ドルに設定されているようです。
すなわちパドレスでクローザーになってセーブをどんどん稼げば年俸がどんどん上がる、ということです。ところがパドレスには前阪神守護神ロベルト・スアレスがいます。本来ならスアレスがクローザーを務めるところ、昨年は大不調で球団としてはこのスアレスと松井にクローザーのポジションを争わせよう、という考えのようです。
この松井選手の契約にはフルタイムの通訳を付けるとか、遠征時はスイートルームに泊まるとか、日本への年何回かの往復チケットの支給とか、通訳はまだわかりますが、スイートルームなんて???です。
ともかく松井投手の健闘を祈ります。

上記数字は各選手個人のWikipedia及びYahooスポーツの成績等を参考にさせていただいています

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