村上と清水がタイトル

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

まだシーズンが終わったわけではありませんが(巨人対DeNAの1試合が残っています)、
ダントツの最下位だったヤクルトから2人のタイトルホルダーが生まれました。

最高出塁率のタイトルの村上選手と、最優秀中継ぎのタイトルの清水投手です。

打者では本塁打・首位打者・打点王が、投手では最多勝と防御率がメインのタイトルで、
タイトルの格としては落ちますが、タイトルはタイトル、めでたいことです。

内容を見てみましょう。

出塁率
1位 村上 .427  87 (.307)
2位 青木 .424  62 (.317)
3位 鈴木誠也 .409 72 (.300)(後の数字は四球数、()内は打率)
ちなみに打率のランクでは
1位 佐野 .328 42 (.395)
2位 梶谷 .325 45 (.388) (こちらは前が打率、()内は出塁率)
村上は今年大きく成長したと言われています。(特に打率の面で)
しかし三振は変わらず多く(115三振)こちらは2年続けての三振王です。
ひとえに村上の受賞の原因は、もちろん打率が大きくアップしたことが一因ですが、
もう一つの要因は1年間4番に座って、後ろにろくな5番打者がいなかったことです。
村上の後にサンズやビシエドのようなチャンスに強い強打者がいれば、相手投手も村上と
勝負せざるを得ません。
後ろにバレンティンや好調時の雄平がいればよかったのですが。
私が何回か書きましたが、今年のヤクルトで村上の後を固められるのは青木でした。
一時高津監督も青木を5番に据えましたが、すぐに2番や3番に戻しました。
山田哲人も来年はあてにならず、青木も今年ほど活躍できるか疑問です。(お休みも結構あります)
今年の補強ポイントの1番は村上の前後を打つ強打者(大砲)の外国人選手の獲得です。
来年も外国人選手は5人体制なんて、阿呆なことを言ってないで、育成も含め大量に補強の
必要ありです。

清水投手は30HPで中日の祖父江投手・福投手と同時受賞です。
中日の両投手は大野投手(10完投)以外は梅津投手の1完投という、弱体先発陣で
セリーグの3位に躍進した大きな原動力が強力中継ぎ陣でした。

翻ってヤクルトは小川の1完投(ノーノー達成時)のみという、輪を描いたような弱体先発陣で、
必然的に中継ぎ陣がフル稼働という状態でした。この3人の後の4位がマクガフの27HPです。

ホールドの条件は簡単に言うと先発でも勝ち投手でも負け投手でもセーブでもなく、自軍のリードもしくは
同点を保ったまま次の投手に引き継ぐと与えられるポイントです。これとリリーフでの勝ち星を
足したのがホールドポイント(HP)です。

清水投手は過去に未勝利で投手のタイトルを受賞という珍しいケースでした。
しかし一昨年ドラ1で入団、昨年は散々な先発失敗をばねにして見事中継ぎとして花開きました。
ヤクルトには将来の先発ローテーションを担う人材が少ないので、長谷川投手と共に
是非来年以降は先発に挑戦してもらいたいものです。

上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています




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