村上のヘッスラ 10月5日ヤクルト―巨人
おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。
天下分け目の6連戦まず初戦を取りました。
良いときと悪いときがほぼ交互に訪れる波の多い先発の小川ですが、昨日は良いときの小川でした。
オフに検証してみますが、この波の多さは何でしょうか。
昨日小川は中5日での登板でしたが、前回は3回59球しか投げていないので、疲労はそれほどなかったということでしょう。
前回と違い今回は天下分け目とか大いに注目を浴びる大事な試合でした。やはり気合でしょうか。
相変わらず高津監督は塩見を1番で起用続けています。
注目は1回です。1番の塩見は何の芸もなくまたもや三振に倒れます。昨日も3打数無安打1四球、2三振です。
次の青木が粘りに粘って四球で出塁したのとは天地の差です。
先発投手は普通立ち上がりは不安定です。そこにつけいるのが1番打者の仕事です。例え出塁できなくても
カットなどで粘って球数を投げさせるとか、こういうことが重要な1番打者の仕事です。
塩見の特性を考えると、
⓵足が速い(20盗塁はセリーグ3位ですが、ここのところさっぱり走りません。自分は長打を打つから、
という気持ちでしょうか)
⓶出塁率が? .371でセリーグ10位。ヤクルトでは村上・中村・山田に次ぐ4位です。
打率は.295でヤクルトではトップです。打率と比べ出塁率が低い、というのはやはり1番打者としては
問題です。
⓷三振が多い(阪神佐藤に次ぐ136三振)
以上総合的に見ても1番打者として???ということになります。
出塁率だけで見ると中村を1番にしては、という話にもなります。
塩見は好不調の波が多いのも気になります。(昨年までは故障が多かったわけですが、
その点だけは今年は良くなっています)
悪いときは打撃が淡白になり、三振を量産するわけです。
昨日は3回に1点目の得点、村上のゲッツーつぶしのヘッドスライディングがやたらショーアップされているわけですが、
ポイントは1アウト(塩見凡退)後、青木が外野フェンス直撃打、これは当たりが良すぎて単打。
次の山田の左前安打で、青木がきっちり三進しました。これによって次の村上の内野ゴロでも得点につながりました。
もっとも村上は初回には広く空いた三塁線に転がして(軽打)きっちり二塁打を奪っているわけで、これが
3回にもできればヘッドスライディングなんて派手なことは必要なかったわけですが、巨人の先発の高橋も
初回の轍は踏まないでしょう。以前にも村上は1塁へヘッスラを度々やっています。見せます。
もう一つのポイントは4回の西浦・サンタナの連続ホームランです。これが決勝点になったわけですから、大きな
得点です。しかし西浦選手は本当に期待されていない時に快打を放つ意外性の男です。
チャンスのシーンではまず打てません。昨日は中村がお疲れ休みで、先発捕手が古賀のため、
中村の替わりに西浦が6番に入っているわけですが、中村6番は分かりますが、オスナとサンタナの間に
替わりに西浦が入る意味がよくわかりません。昨日はともかくサンタナの方が西浦より打力は上です。
確かにオスナ・サンタナと並ぶと機動力は落ちます。バントもできません。
しかしオスナ・サンタナが5・6番に並ぶとこれもまた相手投手には気の抜けない脅威となります。
ということで昨日はハラハラドキドキの展開で3-2の勝利、上々の滑り出しでした。
今日はサイスニードとメルセデスの助っ人対決です。メルセデスは神宮ではほとんど打たれていないという
情報ですが、今日は是非強力打線で、打ち破っていただきたいものです。
上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています