来年は中日が要注意?

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

2年連続最下位、というかここ10年でAクラス入りは20年の3位の一度のみとすっかりセリーグのお荷物球団となってしまった中日ドラゴンズですが来年の復活に向けて着々と補強を進めています。

新外国人選手やドラフト入団組はやってみなければわからないのでコメントは差し控えます。

もともと広いバンテリンドームを本拠地としていたこともあり、投手上位というか強力投手陣と見られていた中日です。逆に広い球場故ホームランが出づらくそれゆえに?貧打のチームと思われてきたわけです。実際に今年のチーム成績を見ると防御率は3.08で優勝した阪神に次ぐセリーグ2位ですが、チーム打率は.234で最下位、本塁打数は71本でこれも6位、トップ巨人の164本塁打の半分にもならないというトホホな状態でした。

今年の先発投手陣は小笠原・柳・高橋宏・涌井・福谷・松葉・仲地と揃い、2020年の沢村賞投手大野雄大はひじ手術の影響で今年はアウトでしたが来年は復帰すると再び阪神と競り合う強力先発陣となります。
中継ぎも守護神のマルティネスに加え清水・松山・藤島・勝野・祖父江・福と2022年のセットアッパーロドリゲスの亡命によるロスを感じさせないスタッフが揃います。

そこで打線の強化です。
昨年は現役ドラフトで獲得した細川が大活躍して話題になりましたが、これも野手陣の層の薄さが一因です。
今オフに中日は動きました。まず戦力外となった人材から巨人の中島宏之内野手、阪神の山本奏寛内野手、同じく阪神の松山雄太郎外野手、ソフトバンクの上林誠知外野手をサラッと取得です。皆さん過去にはそこそこ活躍しましたが最近は成果を出していませんでした。戦力外からの新天地でヤクルトのような再生工場効果発揮となるか、です。
さらにびっくりは巨人から自由契約となった中田翔内野手の獲得です。ソフトバンクに移籍した山川選手同様スキャンダルでいったん選手生命が断たれそうになった中田選手が巨人に拾われ、禊も終えたと思ったか、貧打に悩む中日に移ったわけです。
今シーズン衰えが顕著になったファーストビシエドの補強に34歳の中田と41歳の中島を獲得したわけです。
中日の野手では松林という生きのよい選手が出てきましたが、大島や高橋周平に衰えが見られる中で更に全盛期を過ぎた中田や中島でどれだけ打線を盛り上げられるかです。

そういえば現役ドラフトでヤクルトから中日に梅野投手が移籍しました。もともとヤクルトのブルペン陣の一角を支えてきた投手です。今年は故障があったのか今一でしたがまだ24歳です。強力中日中継ぎ陣に割って入る活躍を祈ります。
ヤクルトが2年連続最下位から連覇を果たしたように中日も来期優勝!なんてなるのか、それとも今年同様ヤクルトとともにセリーグのお荷物となるのか、ある意味目が離せません。

数字は各選手個人のWikipedia及びYahooスポーツの成績等を参考にさせていただいています

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