長い長い試合でした 8月31日ヤクルト―巨人

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

いやあ、昨日の巨人戦は大変な試合になってしまいました。
延長12回5時間半近く、終わったのは11時半前でした。今期NPBの最長試合だそうです。

昨日はヤクルトが高梨、巨人が高卒3年目(ドラ4)(奥川や長岡の同期になります)の井上投手(サウスポー)が
プロ入り2回目の先発。ということで普通なら勝ちゲームと思うところですが、先日から言ってますように
野球はやってみなければわからない、先発投手の格で決まらない、というまたまたそんな試合になりました。

サウスポーの井上投手に対し、高津監督は1番塩見・2番中村・3番山田・5番オスナ・6番サンタナ・7番キブレハン・
9番高梨と村上・長岡以外には右打者を並べます。
その甲斐もあり2回にオスナが早速の2ランホームランを放ったのは良かったし、シナリオ通り?でしたが、
その裏に高梨が背信の投球です。
高梨は昨日が今期巨人戦初登板だったのですな。シーズン終盤にきてずっとしっかりローテーションに入っていた
高梨が初巨人戦とは意外でした。
ちょっと過去の成績は分からないのですが、高梨が昨年までも特に巨人を苦手としていた記憶はないのですが。

その高梨は1回はすいすいと3者凡退に取りますが、2回はいきなり中田に四球、岡本にホームランを打たれ、
オスナの先制2ランがチャラになります。ここで本来踏ん張るところですが、
吉川・大城と連打を浴び、井上送りバント後の坂本のボテボテのゴロを名手?山田が弾いて逆転、ここで
がっくり来たかポランコにタイムリーを打たれ、丸に与四球で降板です。
結局高梨は1.2回、5被安打、2与四球で4失点という恥ずかしい成績で終わりました。
それにつけても山田のエラーが惜しまれます。これが無ければ2回は同点で終わり、昨日の5時間半の試合なんて
ならなかった可能性はあります。
高梨の崩れは予測不能ですから、高津監督を責めるわけにはいきません。
急遽高梨の後を受けた大西は中田を三振に仕留め、その後3・4回も回跨ぎで無失点で切り抜け、大健闘でした。

ここまでで4回、先は長い。難しい選択でしたが、高津監督はこのところ結果が出せていない梅野を出して、
大炎上。5回の1イニングで3被安打、3与四球、3失点と高梨と並んで昨日試合を壊した戦犯となりました。
この梅野の起用と次の久保を回跨ぎさせたのが、昨日の采配ミスです。
昨日は先発の高梨が2回途中で降板するというある意味アクシデントのため、投手の遣り繰りが厳しくなったため、
ブルペン陣総動員で大西・久保・木沢に回跨ぎをさせたわけですが、久保は木沢や大西と違い回跨ぎの訓練はできていないので、
無理があったかと思います。(2イニング1失点)
ということで昨日の後半、久保以降は清水・田口・木沢(回跨ぎ)・マクガフと無失点リレーだったわけで、
梅野をつかわない、とか久保を回跨ぎさせない、という(結果論ですが)策が取れれば昨日のような延長12回、
5時間半戦って引き分けという、負けなかったから良かった、というよりも采配の妙で勝てたかもしれない試合を
引き分けた、という徒労感の残る結果にはならなかったかも、です。(あくまで結果論ですが)

上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています

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