高津監督が正力賞

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

先日オリックスの山本由伸投手が沢村賞を受賞しました。こちらは先発投手のみに与えられる賞ですが、
今度は高津監督が正力松太郎賞を受賞しました。こちらはその年のプロ野球の発展に大いに貢献した人物に与えられる
賞ですが、日本一の監督が受賞することがほとんどです。

正力氏はのちのナベツネとは違い、読売の社主兼巨人オーナーというだけではなく、日本にプロ野球を誕生させ、
その発展にも大いに寄与し、また日本テレビを設立し、巨人の野球と力道山のプロレスをメインにテレビの普及にも
大いに寄与しました。

というわけでプロ野球業界で沢村賞と並んで個人の名を冠した賞の受賞です。ヤクルトでは過去には
広岡・野村・若松の日本一監督と古田氏が選手として受賞しました。

ということで、日本一監督になり、正力賞まで受賞して大監督への道を歩み始めた高津監督を少し検証してみましょう。
まずは来期のコーチングスタッフですが、宮出ヘッドコーチを更迭？し、ヘッド職を置かず、松元作戦コーチ、
伊藤・石井投手コーチ、杉村・大松打撃コーチ、佐藤・森岡守備走塁コーチ、衣川バッテリーコーチ、
選手兼任の嶋コーチ補佐という一軍スタッフです。
ヘッドを置かず、高津独裁色が強まった感があります。
それともその前の宮本慎也ヘッドからの宮出ヘッドでよほどヘッドコーチに懲りたのか。
松元作戦コーチがヘッド的な役割を担うのかと。ただしヘッドほど権威はないよ、という感じでしょうか。

来季に向けてヤクルトはやることが山のようにあります。
まずは今年頑張った投手陣のグレードアップです。
6回戦ボーイ（先発が6回までしか投げられない）でしかも登板間隔を中6日以上に明けなければならなかった今年の
先発陣に完投能力を付け、中6日のローテーションで行けるように、奥川・高橋・金久保のグレードアップです。
更にくすぶっているドラ1投手（寺島・木沢）他若手の一軍レベルへのアップ。

打線では村上・山田・塩見に続く若手の育成です（濱田・内山壮真他）。
今年のドラフトメンバーで今年の阪神・広島・DeNAのように入団1年目からいきなりレギュラーを奪うような
選手はいないのでしょうか。
来年他球団は当然今年優勝できなかった反省の元に、問題点の是正を図ってくるわけで、
一人ヤクルトのみが今年と同じレベルもしくは以下では、またまたBクラスに逆戻りです。

上記数字は各選手個人のＷｉｋｉｐｅｄｉａ　及びＹａｈｏｏ　スポーツの成績等を参考にさせていただいています