11月1日 日本シリーズ第4戦
阪神4‐3オリックス(阪神2勝2敗)
おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。
阪神が地力を発揮したというか、最後はオリックスが自滅したというか、ともかく日本シリーズ第4戦は甲子園が地元の阪神がサヨナラ勝ちと阪神ファンにとってはたまらない勝利でこの日本シリーズを五分に引き戻し、甲子園でオリックス中嶋監督の日本一胴上げを見ずに済みました。
試合はオリックス山崎福、阪神才木の先発で始まり、才木は5回を1失点とまずまずのピッチングでした。
山崎福は自らの失策も絡んで4回3失点のトホホな出来でした。自慢の打撃も2タコとシーズン終了後FA宣言して高く売らなければならない山崎福でしたが残念でした。
今シーズン23先発で9QS、11勝5敗、3.25と一躍オリックスでは山本由伸に次ぐエース格になった山崎福でしたが昨日はその気持ちが空回りしたか。
オリックスは7回に2得点で同点に追いついたわけですが、きっかけはオリックス廣岡の三ゴロを阪神サード佐藤輝が捕球できずそこから傷口が拡がったわけです。岡田監督はそれまで3三振と打てない上、きっかけの失策をしでかした佐藤輝をベンチに下げ糸原に変えました。この佐藤輝という選手は成績にかなりのムラがあり監督としてはある意味使いづらい選手ではあります。
オリックスは山崎福を4回で下げたため中継ぎ陣フル回転となります。比嘉・阿部と繋ぎ、小木田・宇田川の連投で何とかしのぎましたが、9回のワゲスバックが大誤算でプラス中嶋監督の采配ミスも出てしまいます。
3‐3の同点のシーンでワゲスバックは1アウト後近本を歩かせ、そこからなんと2暴投で岡田監督に1アウト3塁というサヨナラの舞台をプレゼントします。そこから中嶋監督は中野・森下を申告敬遠してコントロールの定まっていないワゲスバックの逃げ道をふさいでしまします。
1アウト満塁で大山を迎えいきなり3ボールノーストライクとワゲスバックは完全にてんぱってしまったわけです。そこからなんとかフルカウントまで持ち直しますが最後は真ん中高めのピッチング投手並みのストレートを大山に狙い打たれジエンドでした。
難しい判断ですが9回裏同点で延長も見えていたところ前日の試合で2四球と不安定だったクローザーの平野を温存し、コンディション不良?の山崎颯を欠いた中で先発を4回で下げざるを得なかったという中嶋監督の苦肉の策は不発に終わりました。
さて日本シリーズの甲子園では阪神ファンの強烈な応援にオリックスの特に投手陣がメンタル的に圧倒されているのかなとも思われます。今日の第5戦も甲子園が舞台です。
上記数字は各選手個人のWikipedia及びYahooスポーツの成績等を参考にさせていただいています