3月17日対阪神オープン戦 トホホな内容でした
おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。
いくらオープン戦とはいえヤクルトは大変恥ずかしい試合を行いました。
阪神先発は山田哲人の天敵、ヤクルトの天敵、というより昨年はセリーグのNo1投手となった青柳です。
阪神がエースを出すので、というわけではないのでしょうが、ヤクルトは暫定エースの小川が先発です。
この2投手の結果が正反対のものになりました。
数字だけを見れば青柳は5イニング、108球を投げ5被安打、3与四球、3奪三振で無失点。
小川は4イニング、69球を投げ、6被安打、1与四球、1奪三振で5失点。
失点数を見なければどっこいどっこい、球数を見れば青柳の球数はかなり多くなっています。
(小川:17球/イニング、青柳:22球/イニング)
初回の小川の失点も大山のライト前にふらふらととんだ当たりを外野が本職ではない松本友が補球できず逸らした三塁打。
次の佐藤の当たりも左前にとんだポテンヒットでした。
再々言っているますが、野球で打者は3回に1度ヒットを打てれば一流打者(3割打者)です。その3回に1度のヒットはぼてぼての内野ゴロからの足で勝ち取る内野安打も、内野と外野の間にポトンと落ちるポテンヒットも1安打にカウントされ、どんなにジャストミートした当たりでも野手の間を抜けず内野手もしくは外野手のグラブに打球が収まればアウトです。
そういった意味では、ポテンヒットなどで失点した小川はついてなかった。
ランナーを出して良い当たりをされながらも失点しなかった青柳はラッキーだった?ということでしょうか。
それだけではないような気がします。
調子が悪いなりに(球数が多いということはコントロールも今一ということ)それなりに抑えた青柳の粘り強い投球に対し、ポテンヒットなどで失点すると途端に粘り強さが消えて並以下の投手になる小川との、一流投手と結局ほかにライバルがいないからエースと祭り上げられながら一流投手になれなかった小川との差です。
そしてもう一点、相変わらず青柳対策ができていないヤクルトです。
対青柳に左打者を並べればよいというわけではありません。
左の二流打者より右の一流打者の方がよいに決まっています。
昨日も4番オスナと7番内山以外には左を並べましたが、申し訳ありませんがルーキーの澤井選手やオープン戦ノーヒットの奥村選手では打倒青柳の武器にはなりません。
右打者でも内山が4回に外角低めをおっつけてライト線に運んだ2塁打が正解です。
特に右打者は振り回して引っ張っては青柳の術中にはまるだけです。
あとは青柳はバント処理が下手なのでバント攻勢です。成功しなくても青柳を走りまわらせて疲れさせるだけでも良いのです。
ここまでオープン戦ノーヒットということで.000という恥ずかしい成績が掲示されていた宮本ですが、青柳が好物ということで5番に座り、第1打席で評判にたがわず右前にオープン戦初安打を放ちました。
2打席目は3回2アウト満塁でジャストミートの右飛でしたがこれはライトの守備範囲。
5回は2アウト1・2塁のチャンスでしたがこすったような左フライで終わりました。
8回の4打席目はノーアウト1塁で併殺打と変わらず結果が出せずに終わりました。
小川の後を投げた初登場の今野と星はナイスピッチングでした。特に星は3者三振の復活を思わせる投球でした。
後は久保が1被安打2与四球で1失点、と不安な内容でした。
5番手のエスピナルは2失点と追試落第です。
ということで悪いところばかりだった昨日のヤクルトですが、今日はどうでしょう?雨で中止でしょうか。
上記数字は各選手個人のWikipedia及びYahooスポーツの成績等を参考にさせていた、だいています