4月28日対阪神 「負の連鎖」?
ヤクルト0‐4阪神(ヤクルト1勝2敗1分け)
おはようございます。ヤクルトけんちゃんです
昨日は満を持しての高橋先発でしたが、高橋は崩れ、ヤクルト打線は何の工夫もないまま阪神大竹投手に再度ひねられました。
「負の連鎖」です。「負の連鎖」とはよくない出来事が連続して起きること。 また、一つのよくない出来事が原因となって悪循環が連鎖的に起きることです。
ヤクルトは開幕から打線の不調を上回る好調投手陣に支えられて首位を走りましたが、塩見の不在とWBC出場野手組(村上・山田・中村)のWBC後遺症なのか打撃絶不調が続いているうちに、少しづつ投手陣にも「負の連鎖」が伝播してきたわけです。
鉄壁と思われたブルペン陣が崩れ出したのは。4月15日の広島戦で今期のヤクルトの守護神に固まりかけた田口が秋山にサヨナラ本塁打を浴びたあたりからでしょうか。ブルペン陣が出端に痛打を浴びるという怪奇現象?が頻発するようになりました。
つられるように開幕からまあまあだった先発陣もピーターズが抹消されたり、小川・サイスニード・吉村が敗戦投手になったりして昨夜はとうとう今のヤクルトでは(左の)エース格の高橋が初回に信じられないような乱れを見せました。コントロールが改善したはずが、2アウトから2四球・1被安打で満塁とされ、井上・坂本の連続タイムリーであっという間の3失点でした。あれよあれよという間の信じられないような出来事でした。
まさしく「負の連鎖」です。打線の中核と思われていた村上の不調に端を発しヤクルト野手陣全員が打撃不調に陥りました。
打撃の不調で「点を取れない」状態をカバーするために投手陣が「1点も許さない」投球をしようとするとえてしてそこから守備も含めた破綻につながります。そのしわ寄せというか連鎖はまずブルペン陣に、そして先発陣にも伝わってきています。
やっと一軍に戻ってきた山田は昨日は4打数、1安打。絶不調継続中の村上は3打数3三振1死球。
まずまず好調を維持していたオスナ・サンタナもノーヒット。
5回にやっと中村・長岡の連打から高橋に代打の武岡の送りバントで1アウト2・3塁の昨日唯一のチャンスでしたが、並木・濱田が凡退でチョン。悲しいほどの策の無さ、人材不足、技術の低さです。
ヤクルトは昨年ヘッドコーチだった宮出氏を降格し二軍に追いやり、嶋・大松・松元コーチを打撃・作戦面に据えていますが、機能しているようには見えません。
せっかく高津監督・伊藤投手コーチ・尾花二軍投手チーフコーチという投手面でのフォーメーションで投手陣の整備ができつつあるかな、という矢先に「強力打線のヤクルト」というレッテルからの驕りか、打撃面のコーチの人事を誤ったのかもしれません。この先このツケがどう影響するか心配です。
上記数字は各選手個人のWikipedia及びYahooスポーツの成績等を参考にさせていただいています