4月30日対阪神 連敗脱出!

ヤクルト4‐2阪神(ヤクルト2勝3敗1分け)

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

ヤクルトの連敗を止めたのは高橋でもなく、小川でもなく、ルーキーの吉村でした。
吉村は前回登板(4月23日巨人戦)で滅多打ちに会い(5回6失点)、ここまで4登板でプロ入り後勝ち星はなく、オープン戦で無双状態(5登板、17回を投げ、0.53)がシーズン始まるにつれじり貧となり、メッキがはがれてきた?なんて心配していたのですが、昨日はきっちり修正してきました。
もともとコントロールが良く、ストライクを集めすぎるところを前回巨人打線に狙い撃ちにされたわけです。
昨日の吉村は2アウト後ノイジー・大山・佐藤と3連続四球を出し、最大のピンチでしたが、次の阪神井上を三振に打ち取り波に乗ります。
ストライクを集めすぎるところを、3連続四球ではコーナーをきっちり攻める狙いで、審判との駆け引きではないですが、ストライクゾーンの見極めもあったのでしょうか。
結局4回までノーヒットで5回に梅野に初安打、6回中野に内角球をうまく打たれホームラン、失点しましたが、結局6回、97球を投げ2被安打、3与四球、8奪三振で1失点。上々のQSでプロ入り初勝利でした。
吉村投手は大学・社会人経由での入団、25歳です。もちろん即戦力になっていただかないといけない年齢です。
ところがヤクルトはここ10年程ドラフト入団の大卒・社会人野球経由のルーキーが即戦力とならず、結局ヤクルト再生工場や外国人選手に頼った(特に投手は)苦しいチーム構成が続いていたわけです。
久々のルーキー先発投手の勝利はヤクルトにとってうれしいニュースです。
7回からは石山・清水・田口の今シーズンの暫定?勝利の方程式でしたが、心もとなかった石山がきっちり三者凡退に取りちょっと安心。続く清水も糸原に内野安打を打たれましたが後続を抑え無失点を継続中。
最後が石山の次に心配だった田口は1アウトから大山に二塁打を浴び、佐藤の大きな右中間に飛ぶ飛球をセンター赤羽とライト並木が交錯しかけ、並木がグラブに打球を当てながら後逸、一気に1アウト2・3塁のピンチを招きます。次の原口の3ゴロ間に1失点。4‐2となり本塁打で同点という場面となりますが、梅野を三振に打ち取り、やれやれでした。
本来楽勝のケースのはずがひやひやの9回となったわけです。
外野のミスによる失点は先日も太田・サンタナの交錯でありました。昨日は特に最終回は阪神ファンの大声援で外野手の声が聞こえなかったのかもしれません。外野手のミスは即長打・失点に結びつきます。特にヤクルトは若手急造外野手やサンタナのように鉄壁の外野守備とは言えない布陣ですから、一段の連係プレーの練習徹底をお願いします。
にしても田口のクローザーは心配です。今は清水の方が上と思いますが、いかがでしょうか。

昨日は村上が犠牲フライと軽打左前タイムリーヒットで2打点と確実に復活の兆しがあります。
明日からの巨人戦が楽しみです。

上記数字は各選手個人のWIKIPEDIA 及びTahooスポーツの成績等を参考にさせていただいています

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