5月25日対阪神 中継ぎ陣がお疲れ?

ヤクルト4‐7阪神(ヤクルト4勝7敗1分)

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

昨日は延長の末、星・木沢が打たれて1分けを挟み7連敗目を喫しました。
昨日私が一番解せなかったのは一昨日にエラーにはなりませんでしたがノイジーの当たりを痛恨のを後逸で三塁打とし逆転負けの原因を作った並木を1番レフト先発で高津監督が使ったことでした。
エラーもついていないということで推定無罪で阪神の先発がサウスポーの伊藤投手ということで1番に座らせたのでしょうが、この並木選手は塩見選手や濱田選手と違い打力が大きく劣ります。走力と守備力?が買われての代走・守備固めがメインでしたが、そこで一昨日のトホホな守備です。
非常に縁起の悪い?選手を1番打者に起用しましたが、案の定並木選手は4タコで終わりです。

試合後高津監督はしきりに「中継ぎ陣が疲れているから」と言っていたわけですが、どうなんでしょう。
ちょっと検証してみます。
現在地としてヤクルトは17勝25敗2分でセリーグの5位。
一方昨日の相手の阪神は28勝14敗1分でセリーグ首位。ヤクルトとのゲーム差は11ゲームと開いてしまいました。
ヤクルトのチーム打率は.228、防御率は3.76
阪神は打率が.254、防御率は2.78です。防御率の差がほぼ1点あるのが大きいです。昨年まではこの投手力のハンデを打力でカバーしていたわけです。

ヤクルトの中継ぎ陣を登板数の多い順に見ると
清水 20登板、20回、(プロ入り5年目、26歳)
石山 19登板、16.1回(11年、34歳)
木澤 18登板、16.1回(3年、25歳)
星 18登板、14回(7年、29歳)
田口 18登板、17.2回(10年、27歳)

一方阪神中継ぎトップ5は
岩貞 18登板、16回(10年、31歳)
岩崎 17登板、15.1回(10年、31歳)
加治屋 17登板、12.1回(10年、31歳)防御率0.00
及川 12登板、15.2回(4年、22歳)
ビーズリー 11登板、12回(1年、27歳)
ケラー 11登板、10.2回(2年、30歳)

ざっと見ると、ヤクルト投手陣がそれほど過酷な登板過多とも思われません。
阪神では岩貞・岩崎の両ベテランが頑張っています。
更にビーズリーとケラーという外国人投手も脇を固めています。
阪神は絶対的守護神だったスアレスが2020年オフに退団し、クローザーに泣いていました。
更に今年のクローザー候補だった湯浅がWBC後遺症か4月16日に登録を抹消されたままです。
そのような中での阪神の快進撃です。
大きな要因は先発投手陣が長いイニングを投げる力があるので、中継ぎの負担が少ないということはあるでしょう。
確かにヤクルトの中継ぎの登板数は多くなっていますが、登板数トップ3以下は阪神勢の登板は少なくなっています。

更に上記リストからは漏れましたが、大西は15登板で21回、小澤は13登板で20.2回と回跨ぎが多いため登板数の割合に投球回数が多くなっています。
結局マクガフの退団も大きな要因ですが、加えて先発陣の力の差もその後を投げる中継ぎ陣の出来に大きくかかわっていると思います。

上記数字は各選手個人のWikipedia及びYahooスポーツの成績等を参考にさせていただいています

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