7月15日対巨人 ピーターズあっぱれ!
ヤクルト3‐1巨人(ヤクルト4勝:巨人7勝)
おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。
昨日は巨人相手に快勝、と言いたいところですが、苦言を呈することがいくつかあります。
これはニッポン放送のショーアップナイターで実況中だった元ヤクルト監督の若松氏もかなり怒っていましたが、ヤクルトの7回の攻撃です。
スコアは3‐1、残り2回で清水・田口と考えれば万全、とは言えないところが今年のヤクルトの悲しさです。追加点のぜひ欲しいところです。巨人は4番手の菊池です。右腕で驚くようなボールを投げるわけではなく、打ちごろの相手でした。
この回(7回裏)先頭の中村が左前安打で出塁すると、長岡は送りバントができず2ストライクからバスターバントが成功、ノーアウト1・2塁となります。ここですんなり長岡が送りバントを決めていれば次打者は代打川端で勝負でしたが、長岡のバスターがうまくいってノーアウト1・2塁です。ここはやはり送りバントが定石となります。
9番ピッチャーピーターズの代打は宮本でした。そこで宮本は送りバントを空振り、飛び出した二塁ランナー中村は帰塁できずタッチアウトです。第一に低めに落とされた投球でしたが、これにかすりもせずバント失敗の宮本は大罰点です。
中村のバントの結果もみない三塁への特攻も責められる余地がありそうですが、宮本を信頼していたのでしょう。この後宮本が右前安打を放ちますがなんの贖罪にもなりません。そして1アウト1・2塁で並木はやってはいけない引っ張ってのショートゴロでゲッツーです。
昨日並木は4タコ。巨人先発予定がサウスポーの井上なのになぜか6番に入った元山(左打者)は3タコ、2三振です。
こう見ると塩見と山田を負傷で欠いているのは打線の構成上大きなダメージとなっています。
一方ヤクルト先発のピーターズは7回、90球を投げ3被安打、1与四球、8奪三振で吉川に打たれた本塁打による1失点のみの力投でした。これでピーターズは12登板、5QSで4勝3敗、2.36。
先発が7回まで投げてくれると高津監督も「7回の男」を悩まずに済みます。8回清水、9回田口でちゃっちゃっちゃ、です。
田口の21セーブはセリーグ2位。(1位は中日のマルティネスの22セーブ)
清水の27HPはセリーグ1位です。
本日の巨人とのカード第2戦はヤクルトが高橋、巨人はメンデスの両左腕と昨日に引き続きサウスポー対決です。
ヤクルトと初対戦のメンデスのピッチングと、前回阪神を6回0封した高橋のピッチングが見ものです。
上記数字は各選手個人のWikipedia及びyahooスポーツの成績等を参考にさせていただいています