山田の年棒
契約更改の時期ですな。ヤクルトけんちゃんです。
昨年20%ダウンを喫した山田哲人の年棒がどこまでアップするか興味深いものです。
本来プロ野球選手は1年契約の個人事業主ですから、単年の評価で、例えば新人でも20勝挙げたら
何億円の評価をされてもおかしくないわけです。
しかし実際は日本のサラリーマンの給料と似ていて、年功序列的な、毎年少しずつ上げていくところがあるようです。
例えばライアン小川の年棒を見てみましょう。
13年 1200万 16勝4敗 2.93 最多勝、 最高勝率
14年 5600万 9勝6敗 3.66
15年 6500万 11勝8敗 3.11
16年 1億 8勝9敗 4.50
17年 8800万 8勝7敗1H 2.83
18年 9000万 8勝5敗 2.75
何か変ですな。
14年の年棒は前年の4.5倍になっていますが、ベースが1200万です。
16勝挙げて最多勝、最高勝率です。
このような投手は普通なら1億円プレーヤーになってもおかしくないと思います。
新入生だからとか5倍近くになったのだから、なんて言い訳は通じない。
プロ野球選手は怪我でいきなり選手生命が絶たれることも大いにありえます。
伊藤智仁や由規が良い例です。
もっと極端な例は巨人の菅原勝矢投手ですな。
72年には巨人の絶対の守護神だったのが、打球が目に当たり、選手生命を絶たれています。
ちょっと極端な例でしたが、スポーツ選手とはそういうものです。
FA選手や外国人選手には気前よくお金をばらまきますが、生え抜きには渋い。
終身雇用制はないのですから。
もっとめりはりを効かせた年棒査定をお願いしたいものです。
ヤクルトの経営者様、そうしないと山田やライアンがFAで流出しますよ。
明日は本題の山田年棒チェックです。