原大監督の迷采配が決め手でした 6月27日巨人戦
おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。
昨日の巨人戦、相手先発がサウスポーの田口ということで、青木を休ませ、5番センターで塩見を出しました。
昨日は結果的に勝ちましたが、塩見は攻撃の足を引っ張りました。(4打席1死球2三振)
ポイントは1回です。ヤクルトは先頭坂口からの4連打で2得点、更にノーアウト1・2塁と巨人先発田口を初回KOの
チャンスでした。そこに塩見です。バントが下手なのにセーフティーバントを試みた挙句の三振です。
これでアップアップだった田口が息を吹き返しました。不調の雄平はショートフライ、エスコバーは相変わらずの
ぼてぼてセカンドゴロ、一気にチャンスが潰えました。
ここ数試合塩見ではなく山崎が使われていたのもわかります。
相手投手が右なら山崎、左なら渡辺がベストかもしれません。
雄平も下げ、坂口を外野に戻し、村上ファーストで、西浦・廣岡で三遊間、守備力は落ちますが打撃的にはベターです。
(西浦・廣岡は昨日はそれぞれ1安打)
捕手はやはり中村の欠場は大きく、嶋と古賀を交互に使っていますが、二人とも打撃的には全然ダメです。
古賀はもう少ししぶといバッティングができたような気がしたのですが、、、
1番から4番まで(坂口・山田哲人・青木・村上)が好調なだけに5番以降の大きな穴が今までのところの
埋まらず、「打てないヤクルト」の一面になっています。
投げる方では、先発小川はやはり「柳の下にドジョウは」でした。
初回2回にそれぞれ2アウトから満塁、1・2塁のピンチを招き、かろうじて無失点で切り抜けました。
3-5回はまずまずの好投でしたが、6回にはもうガソリン切れです。
岡本にいきなり本塁打を食らうと、もうがたがたと崩れます。
パーラに2ラン、田口にこの日2本目のヒットで4失点、クオリティスタートどころか敗戦投手になるところでした。
ここでなにをとち狂ったか、巨人原迷監督は3-5回を三者凡退に抑え、まだ83球しか投げていない2塁走者田口に
代走を送ります。これが昨日のすべてでした。
原大監督としては「あと4イニング、好調なリリーフ陣が山のように控えている」と思ったのか、
この原監督自慢のリリーフ陣(高木・宮国・藤岡)が総崩れです。
6回表の巨人の攻撃同様、若大将村上のホームランから打線に火が付き打者12人を繰り出し、
青木の代打逆転2塁打、止めは山田哲人のグランドスラムでした。
この中でも塩見は三振と死球です。
セリーグはDH制ではないため、打席に立つ投手をどうするか、いかに投手を切り回すか、パリーグの監督が足し算引き算なら
セリーグ監督は方程式を解かなければなりません。
今シーズンまだ8試合ですが高津監督の「結果失敗」も含め、投手出身でもなかなか采配通りに選手は動いてくれないものです。
その中で小川をリリーフした中澤がピンチの中、後続2人をぴしゃりと抑え、ご褒美が4年ぶりの勝利投手です。
その後7.8回を0に抑えた清水も上出来でした。
いきなり岡本に左前ヒットを浴びましたが、続く亀井の強い当たりをはたき落とし、ゲッツーをゲットしました。
「芸(守備)は身を助く」です。その後の陽ダイカンのショートゴロをエスコバーは1塁に大暴騰です。
この選手時々これをやります。打球の処理はは長い手足を生かし素晴らしく、また1塁への送球も強い肩を見せますが、
この暴騰はいただけません。
そして9回は5点差もあり、勝利の方程式(梅野・マクガフ・石山)は温存?し、長谷川を送り出しました。
この投手、素材は素晴らしく、強くて速い球を持っているのですが、コントロールが今一で、カウントを悪くして
四球を出したり、痛打を浴びています。昨日も1アウトから左の丸にセンター前ヒットを浴びるとズルズルと3連打を浴び、
更に陽ダイカン三振後、新鋭の岸田に左前安打で2失点目、続く大城を三振で打ち取り、やっとゲームセット、
結果1回4被安打2三振2失点でした。長谷川にとって良い勉強になりました。若くて経験が浅いところは仕方ありません。
将来のヤクルト投手陣の軸を目指して研鑽を積んでください。
上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています