選手会がDH制導入賛成!
おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。
12月3日のNPB選手会においてDH制の導入が論議され、基本選手会総意としてDH制導入に賛成
ということになったそうです。
この記事でいろいろわかってきましたが、そもそも日本シリーズの全試合DH制採用案は
セの5球団は反対していた、そうです。これはまだわかります。
巨人はわざわざ不利になる条件を受け入れて、ただでさえ勝ち目の薄い日本シリーズを
更に不利な状況を作り上げてしまいました。
ところが先日のセリーグ理事会では巨人のDH制導入提案を他球団が(5球団?)が猛反発して
つぶしたそうです。
なぜでしょうか?
「野球は投手も打席に立つのが正しい本来の姿」なんていう阿呆な理由くらいしか
聞こえてきません。
今時、時代錯誤の高野連あたりが言いそうな理屈です。
投手も打席に立つべきなんて、昔の先発投手が完投して当たり前だった時代なら
わかりますが、今や投手も分業制が普通になり、セットアッパー・クローザーが
確立していないチームに優勝なんてありえません。
当然守備に立たないDHというポジションがあってもおかしくない、という話です。
スポーツのルールなんて時代と共に変わってしかるべきです。
バレーボールなんて今や足でレシーブすることがOKになっています。
中には政策的にルールが変えられることもあります。
その昔、長野冬季五輪で「日の丸飛行隊」がジャンプ競技で表彰台を独占した(1・2・3位が日本選手)時に
(スキー連盟なんてヨーロッパの理事が要職を占めているわけですが)、体格の大きなヨーロッパ選手に
有利になるように、(体格で劣る日本人選手に不利になるように)、スキー板の長さがそれまで
身長+80㎝だったものが身長の146%までとなりました。基本的にスキー板が大きければ大きいほど
浮力が増すので、このルール改定は身長の高いヨーロッパ選手に有利になるはずです。
このことからも競技のルールを変えるには主催者のトップの総意がないと難しいという事になります。
昔は巨人のナベツネなんて大ボスがいて、巨人のやりたいようにルール変更を行ってきたわけですが、
ナベツネが一線から退いた後は巨人の意見も単なる一球団の意見程度になってしまったようです。
しかし巨人以外の球団がDH制にここまで反対するのは異常です。
何があるのでしょうか。先日私が言った、DH制になるとお金持ちで選手層の厚い巨人がますます
有利になるから? どうも解せません。
DH制導入の理由の一つに、投手の負担軽減(これはわかります)以外に、投手は仕返しのデッドボールを
食らう事がなくなるので、思い切って相手打者の内角を攻められる。
パリーグの投手はそれができている。なんて話があります。
本当にそんなことがあるのでしょうか。
ひと昔前のプロ野球では仕返しに故意にぶつける、なんてことがままあったようですが、今の時代
絶対ないとは言えませんが、どうでしょう。そんなにないような気がします。
ましてやこちらの4番打者がぶつけられて退場した仕返しにこちらの投手がぶつけた投手に
ぶつけてくるでしょうか。普通はこちらも相手の主力打者にぶつけるというのが自然だと思います。
(そんなことがあるとは思いたくありませんが)
正しい行為ではありませんが、デッドボールは打者に1塁を与えます。
また頭にぶつけると「危険球」ということで、投手は即退場です。
逆に言うとデッドボールもルール化されているという事です。
頭にぶつけてもその投手は球界を追放されるわけではありません。
話が逸れました。
本当になぜ他の球団がDH制に反対しているのか謎です。
マスコミは一度各球団トップにインタビューし、反対の理由を公にしてください。
巨人が有利になるからというのはそれはそれで立派な理由です。
セの他の5球団もパのチームに対抗する前にセリーグを勝ち抜かなくてはならないからです。
ファンあってのプロ野球です。球団トップの勝手な思惑でこんなに大事なことを
決定せずファンや選手の声にも耳を傾け、プロ野球発展のために改革を進める
必要あります。
上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています
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