化けの皮が? 4月28日ヤクルトー巨人
おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。
ヤクルトは2夜続けて滅多打ちに会いました。
5連勝と浮かれていたのが遠い昔のようです。
一つ分かったことがあります。
先日も書きましたように、ヤクルトの先発陣が好調に見えましたが、決して巨人や阪神の強力
先発投手陣とは比較にならないということです。
今年のヤクルト先発陣で最も安定していると思われた田口・スアレスも調子を取り戻し
フルメンバーとなった強力巨人打線の前には バッティング投手のように打ち込まれました。
正に蛇ににらまれた蛙状態でした。
4月2日~4日の巨人3連戦で1勝1敗1分けだったのは、単に巨人打線が絶不調でコロナ離脱組が
いたためです。
昨日の試合も分岐点はありました。
初回にスアレスが立ち上がり不安定なところを何とか2失点で切り抜けた後の裏のヤクルトの攻撃です。
山崎が執念の内野安打、中村が3塁線を抜く2塁打でまず1点、山田も歩きノーアウト1・2塁の
チャンスでした。
ここで4番の村上です。当然巨人先発の高橋も必至に投げます。
4番打者故小細工ができないシーンで、村上は力ないショートライナーに倒れます。
5番も小細工のできないオスナで考えもなく2塁フライを打ち上げ、次の青木も倒れ、万事休す、でした。
1点取って、ノーアウト1・2塁で4番に回り最低同点、本当は逆転したいところが、
1点どまりでした。
ここで昨日のヤクルトから勝利の女神が立ち去ったようです。
ヤクルトもオスナ・サンタナという待望の大砲?が加わり、強力打線なんて喜びもつかの間、
小細工ができないただ打つだけの2人が村上の後に座り、当然他球団はいろいろと調査をしているわけで、
両外国人選手の打撃が尻すぼみになっているような感じがします。
昨日の唯一と言ってよい収穫は2年目の杉山が7回から登場、3イニングを切れの良い投球で1被安打、2三振、1四球の
無失点で切り抜けたことです。
その前の大下も2イニングで丸の本塁打による1失点ですから、昨日私が提言した今野・近藤・坂本・梅野・
清水・マクガフ・石山のレギュラー中継ぎ陣ばかりに頼らず、ファームから生きのよい投手を上げて、
ロングリリーフさせるということが正に実現しました。
特に先発が早い回に崩れたときにはレギュラー中継ぎ陣ではなく、回跨ぎのできる力のあるロングリリーフが
必要です。
この杉山の好投を見て、先発でも試したくなるところですが、昨日ははっきり言って敗戦処理の場面です。
巨人打線も打ち疲れていたはずです。
これがプレッシャーのかかる先発となると、そうはすいすい投げられません。
相手打線も牙をむきます。
しかしこれでヤクルトにもまた1枚面白い駒が増えました。
というわけで、本日は休日ですが、緊急事態宣言のあおりでヤクルトー巨人の3戦目は延期になりました。
せっかく政府がGWのステイホームの娯楽に供するために無観客で開催するように、と言っているわけですから、
たっぷりと政府から営業保証金をもらって開催すればよいのに、と思います。
上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています