御嶽海大関昇進

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

見事大相撲初場所で3度目の優勝を遂げた関脇御嶽海の大関昇進が決まりました。
そもそも御嶽海は過去2度の幕内優勝をしながら大関にもなっていなかったというレアケースの関取です。
その昔、魁皇という人気力士がいました。この力士は幕内優勝が5回もありながら、横綱になれなかった、という
最高位が大関までの力士の優勝回数の記録を持っています。
この方はベビーフェイスで怪力ということで大変な人気があったのですが、優勝した翌場所は振るわず、という
繰り返しで、とうとう横綱昇進を逃しました。

同じ意味で、御嶽海の最高位が関脇までの力士で優勝回数2回というのも記録です。しかし3度目の優勝で大関に昇進した
御嶽海が魁皇の横綱にならずに5度優勝の記録を破るか、それともあっさり優勝を続け横綱になってしまうのか、
興味深いものがあります。

しかし時代は盤石の横綱白鵬が引退し、替わるように横綱に昇進した照ノ富士が圧倒的な強さで、新たな
「照ノ富士時代」を築くか、と思われましたが、今場所終盤に古傷である膝をまた痛め、そこからあれよあれよの
4敗で横綱昇進からの3場所連続優勝という記録を逃しました。

今場所の戦いで、他力士も対照ノ富士の戦い方がわかってきた、というか再発した膝の故障も命取りに
なるかもしれません。この照ノ富士は案外短命横綱で終わるかもしれません。
プラス次期横綱の一番手だった貴景勝がまたまた休場。この方は太り過ぎの体重を下半身が支えきれず
安定した成績を残せません。
一方の大関正代は15日間取り続け6勝9敗のとほほでした。
この2大関はカド番からの勝ち越しの繰り返しです。
ということで来場所は新大関御嶽海誕生はよいのですが他の2大関はカド番です。
上位陣が情けない状態なので、御嶽海は一気に横綱になってしまうかもしれません。

モンゴル横綱支配が長く続き、日本人力士が伸び悩むという構造が続いた大相撲ですが、
過去にもハワイ出身力士が上位を占めた時代もありました。(曙・武蔵丸・小錦)
「驕る平家」とは違いますが、永遠に続く支配構造なんてありません。
御嶽海は勿論のこと、今場所ブレークした琴ノ若など若手力士がどしどし上に行って
大相撲を面白く、盛り上げていただきたいものです。

上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています

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