無事これ名馬

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

MLBは大谷と山本由伸が加わったロスアンジェルスドジャースが優勝。NPBは劣勢だった横浜ベイスターズが逆転優勝26年ぶりの日本一となりました。26年といえば4半世紀ぶりということになります。NPBは12球団ですから、確率から言えば12年に一度各球団が日本一になってもおかしくないわけです。

NPBはフェニックスリーグも終わり、これからはMVPの発表とか、現役ドラフトとかトライアウトとか契約更改とか、11月一杯は全選手が球団の拘束下に置かれますので、ハワイ旅行はそれからです。一応戦力外通告は終わったのか、崖っぷちだった選手たちは今頃おいしいお酒を飲んでいるのか、本当に来年こそはやってやろうと発奮してトレーニングに励む選手もいるでしょう。肉体とそれから来るパフォーマンスがすべてのプロのアスリートにとっては常に自らをきたえいじめることがアスリートであり続ける限り付きまといます。

特に今年好成績を上げてブレークした選手ほどオフには自らを律して浮かれてはいられません。ふらふらと遊びまわっていては今の時代あっという間に文春砲の餌食になったり、女性から訴えられてしまうことはここ最近の事件から見れば明らかです。

年俸数億円とか我々一般庶民には手が届かないような高額のお金を稼いでいても一度事件を起こせば雲に霞と消え去ることは明らかです。それでもそんな事件は無かったかのように他球団に移り、へらへらとプレーを続けている選手も中にはいるわけで、この辺の神経の図太さはやはりこのようなメンタルではないとプロのアスリートにはなれないのかと、前兵庫県知事が散々「鋼のメンタル」と叩かれた挙句辞職した件を思い出します。

セリーグ2連覇から2年続けて最下位争いだったヤクルトは本来大幅なテコ入れをしないと高津監督の3年契約の最終年を汚してしまいます。
ドラフトではまずまずの有望株が取れたようですが、大卒の投手と高卒の野手がドラフト1・2位ですから来期のヤクルトをぐんぐん引っ張っていける人材かはやってみなければわかりません。特に近年では高卒選手は1年目はファームで取り合えず鍛えて、というのがスタンダードになってきています。やはり高卒の選手はまだプロでやっていける体力・体になっていないということでしょう。そこで無理をさせると(特に投手は)奥川のようにガラスの肉体がしょっちゅー故障するなんてことになると、ファームのコーチ陣もおっかなびっくりという扱いあつかいになってしまいがちなのかもしれません。
今年のヤクルト投手陣で故障もなく1年を投げ切った投手がサイスニード以外にいたのかどうか。
結局オフやファームで1年を投げ切る強靭な肉体を作り上げていないことも一因かもしれません。
競馬用語で「無事これ名馬」という格言もあります。

プロである以上自らの体が財産です。気を抜かず鍛錬してください。

Yahooスポーツの成績等を参考にさせていただいています

 

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