MLBは厳しいのに、、、
おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。
MLBで活躍する日本人選手たちの動向が連日マスコミで報道されています。
今年新たに加わった元オリックスの山本由伸投手・元楽天の松井投手・元DeNAの今永投手達は生き生きと躍動しています。
昨オフはこれまでにないMLB挑戦が相次ぎました。
日米のプロ野球の年俸の余りの格差に勘違いしてNPBの選手たちはチャンスがあればMLBへ渡って大谷選手のような日本にいては思いもつかないとんでもない年俸をゲットすることを夢見てしまうわけです。
ヤクルトでは最近では山田哲人選手がMLB挑戦を口にしていましたが、MLBで日本人内野手が活躍するのは難しいという現実と、故障により急激に衰えた身体能力に愕然としたか球団が提起した7年契約に飛びつきました。
直近では村上選手が三冠王を取ってもう日本では敵無しと勘違いしたかMLB挑戦をぶち上げましたが、一転して昨年のトホホな成績でしかもサードではMLBの強者と張り合っては生きにくいところもあり、どうなるものやらです。
他にもロッテの佐々木投手のようにMLBに行きたいと駄々をこねてNPBでただ一人契約を越年するという超勘違い人間もいるわけです。
というところでMLBの先輩である大谷選手・ダルビッシュ投手・鈴木誠也選手他がばりばりと景気の良いニュースを発している一方MLBの分厚い壁に跳ね返されそうな選手がいます。
まずは元日ハムの上沢投手です。23年は24先発で9勝9敗でした。ポスティングにより昨オフにMLB挑戦しましたが結局メジャーとは契約できず、タンパベイレイズとマイナー契約を結びました。この上沢選手は先日契約破棄権を行使し、他球団でメジャー契約を模索しましたが、結局レイズからレッドソックスにトレードされました。しかし26人の開幕ロースターには入れず、マイナーのキャンプ行き、となりました。前途多難です。
そもそも日ハムで2011年にドラ6高卒で入団。一軍出場は2014年からの11年間で70勝62敗、3.19ですからそれほど突出した大投手というわけではありません。(二けた勝利は2回)
筒香選手はDeNAで10年間で205本塁打、2016年には本塁打王・打点王を取ったスラッガーでしたが、2019年にポスティングでMLBへ。22年までの3年間、3球団で故障などもあり18本塁打、75打点、.197と残念な成績でした。23年は独立リーグやマイナーと契約、結局オフには自由契約となりました。
藤浪投手はこのブログでも再三取り上げましたが2012年のドラフトでは大谷と並ぶ高校2トップでヤクルトも含め4球団の1位指名が重なり阪神入り。入団後3年間は二けた勝利しましたが、その後イップスを発症、成績はつるべ落としで22年の16登板3勝5敗3.38というなんともな成績を引っ提げてポスティングでMLB挑戦。見事アスレチックスとメジャー契約。しかしアスレチックスではノーコン病が再発34登板で5勝8敗、3H、8.57というとんでもない数字でオリオールズにシーズン中にトレードに出されました。オリオールズでも30登板で2勝2S、2H、4.85と決して自慢できる数字は上げられずこのオフは3A(マイナー)に降格されました。
近年プロ野球界は日米の実力差が縮まってきたとはいえ、やはりMLBで活躍できるのはNPBの一流選手に限られるようです。まだ最終結論が出たわけではありませんが、上記3選手には今後も米国では厳しい前途が待ち受けています。
日本にいればチームのエース格や4番打者でいられた?選手達にとって厳しいメジャーの洗礼です。
上記数字は各選手個人のWikipedia及びYahooスポーツの成績等を参考にさせていただいています
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