WBCメンバー
おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。
昨日ヤクルトは紅白戦を行い、濱田選手が4安打、4打点と大暴れしましたことと、育成ドラ1中央学院大卒の左の捕手橋本選手が1安打放ったくらいが良いニュースで、巨人から移籍し育成の沼田投手は2回で3被安打、3失点。
現役ドラフトでロッテから移籍、二軍キャンプの一押しだった成田投手は2回を投げ4被安打、1被本塁打、3失点とぱっとしない新戦力?の結果に高津監督もお冠でした。
さてWBCの開幕まであと1週間あまり、WBCメンバーのカブス鈴木誠也外野手が故障でWBCを辞退ということでマスコミは大騒ぎしています。
ただでさえ外野手のメンバーが5人しかいない中での主砲の離脱です。ほかの外野手は近藤と吉田は中距離ヒッターでヌートバーは?周東は走ることがメインの選手です。
これで侍の大砲は村上・山川・岡本だけとなってしまい、岡本を外野に回すかなんて話も出ています。
鈴木の代替えが阪神の近本とか広島の西川選手ですから守備は良いのですが一発は期待できません。
ということで栗山監督は急遽ソフトバンクの牧原内野手を招集しました。鈴木選手の代わりとしては若干の物足りなさを感じます。
国際試合は比較的若手を抜擢するので、ダルビッシュの36歳は別格として、2番目はなんとヤクルト中村の32歳、次が山川の31歳、ほかに30歳が甲斐・大城・山田・源田・牧原で、あとは20代です。
ヤクルトの高橋投手(25歳)なんてイケイケどんどんでメンバーに選出されたことで舞い上がっているのではと思いますが、いろいろな理由をつけて出場辞退した選手も何人もいました。特にベテランになればなるほど自分のキャリアの維持が最優先で、マスコミに騒がれるWBCよりも自軍のキャンプで無理せずにじっくり調整したいという当然の選択です。
このWBCメンバーに選ばれると2月17日のWBCキャンプスタートから下手をすると3月21日の決勝まで拘束されます。しかも決勝は米国のフロリダですから、時差と戻る時間、時差ボケの解消を含めると、3月31日の開幕までには1週間程度でちょっと間に合うのかなというタイミングです。
したがって各球団首脳は表向きはWBCに全面協力ですが、内心では「勘弁してよ」というのが本音ではないでしょうか。
WBCメンバーは現在の日本人選手のトップクラスが選ばれているわけですから、メンバーを多く出しているチームほど開幕に向けてダメージが大きいことになります。
何年か前の国際試合で大活躍した山田哲人が開幕以降調子を崩し絶不調になったことなど、独特な雰囲気の中でプレッシャーがあり、ましてやアメリカまで遠征したりすれば、いろいろな形で悪い影響が出てくるはずです。
ヤクルトは巨人・ソフトバンクと並んで12球団で最多の4人の選手をメンバーとして出しています。
3番山田・4番村上・6番中村、エース級の高橋、さらに現在は1番の塩見を負傷で欠いて、オープン戦を戦うにも「若手にチャンス」なんて言っていますが、苦しいやりくりが続いています。
ヤクルト・巨人・ソフトバンクが4選手、オリックスは山本・宮城・宇田川と主力投手が持っていかれています。
メンバーを1人しか出していないチームは5球団あります。
WBCの戦いも興味ありますが、開幕後のWBCメンバーの活躍ぶりがどうなるか、こちらが気になります。
上記数字は各選手個人のWikipedia及びyahooスポーツの成績等を参考にさせていただいています