プロゴルファーは辛いよ
おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。
自宅待機、外出自粛。鬱陶しい毎日です。しかしコロナウィルス撲滅まで我慢我慢です。
政府の自粛要請で各種イベント・興行が軒並み中止や延期に追い込まれています。
プロ野球は5月中の開幕はなくなり、6月なのか7月開幕なのか、下手をすると今シーズン無しなんてことを
言う大御所もいます。プロ野球選手はそれでも良いですな。極端な話、今シーズンの試合が0になって、
球団の収入が限りなく0に近くなっても、(当然これから年棒減額の話しは出るにせよ)なにがしかの最低保証額は
支払われるはずです。
年棒の低い若手選手でも寮に住んで、食事も出ます。
まあプロ野球選手は(これはプロのチームに所属する他の競技の選手も同様ですが)税務的には個人事業主ですが、
限りなくサラリーマンに近い存在と言えます。
これが一匹狼であるプロゴルファーは全然違います。
プロゴルファーの収入の基本はツアー賞金です。(これがプロ野球選手の年棒に当たります)
しかしこれは年棒と違い約束されたものではありませんから、まずツアーの公式戦にでること、
そのためにはシード権を得ることが大変重要になります。
さもないとマンデーから頑張って勝ち抜く必要があります。
トーナメントを世界基準にするために4日の試合が増えてひいひい言っている女子選手には
マンデーからのチャレンジは体力的にもきつい話です。これで予選落ちした日には目も当てられません。
収入0どころか交通費・ホテル代でマイナスです。
トッププロ(例えば鈴木愛や渋野日向子)はスポンサーが何社もついて、、単にスポンサーからウェアや
ゴルフクラブがもらえるだけではなく、広告料もあるわけで、売れっ子になれば、トーナメントで
稼いだ賞金以上の広告収入が入ります。
他には、トーナメントが開催されずにその代わりに特集番組なんてやってますが、これにゲスト出演することによる
ギャラ、タレント並ですな。これも人気のあるトッププロの特権です。
女子ゴルフは5月末開催予定だったリゾートトラストレディスまで中止が決定。全37試合中13試合が今のところ中止です。
ほぼ3分の1が中止となりました。中堅以下の選手たちには辛い日々です。
上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています