ヤクルトの高橋
おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。
オリンピック期間中、プロ野球公式戦は一時中断しています。
ヤクルトの本拠地である神宮球場はオリンピックの資材置き場に使用されているという、
なんともとほほな状況で、山田と村上がオリンピックに出場させていただいているからと言って、
ヤクルトファンにとってはなんとも複雑な気持ちです。
その中断期間中にも戸田球場で練習だけしているわけにはいかず、イースタンの試合は続いており、
そちらに出場したり、エキシビションマッチというどのような位置づけになるのか、有観客の練習試合を
やって試合勘を失わないように皆さん務めているわけです。
そういった中でもヤクルトは本拠地の神宮が使えないため、全てビジターで行っています。
一昨日の7月28日のオリックスとのエキシビションマッチでは、先発の高橋が4回を3被安打、無失点と
好投を見せました。
高橋投手はサウスポーの速球派でドラ3のプロ入り6年目です。
貴重な先発左腕として毎年期待されていましたが、ノーコンが治らず、カウントを悪くし、
四死球でランナーを出し、カウントを取りに行った棒球を狙い打たれるという繰り返しで、
2016年17年は一軍登板なしで、18年は3試合登板、19年は20登板で4勝6敗、防御率5.76。
翌年度の飛躍を期待させましたが、昨年は10登板で1勝3敗、防御率3.94で終わりました。
今年の1月に元AKBの板野友美と結婚し、一躍「板野の夫」というレッテルで全国区になってしまいました。
これで心機一転するかと思いきや、開幕の一軍メンバーから外れてしまいました。
その間に板野友美が妊娠したことが父親の自覚を呼び覚ましたのか、ファームで同時期に二軍落ちしていた
石川投手からいろいろと心構えを教わったとか、今年から2軍チーフピッチングコーチに就任した尾花氏の
手腕か、多分それらの総合した結果でしょう。
6月13日に一軍登録され、同日の交流戦のソフトバンク戦に初勝利を挙げるや、ここまで4試合に先発、
3クオリティスタート、2勝で防御率2.66の快進撃です。
オリックスとのエキシビションマッチでも新球のカットボールを使うなど投球のバリエーションを増やしています。
今年の高橋投手はコントロールが良くなったところが快進撃の主因です。
これまでただ力任せに投げ込んでいたところ、今のところ落ち着いて球をコントロールしています。
結婚からパパの自覚で、精神的に責任感プラス落ち着きをもたらしたことも大きいかと。
ただし昨年一昨年もほんの一時目の覚めるようなピッチングを披露し、「今年はやるかな」と
思わせておいての崩れということの繰り返しだったことが今年は起きないことを望みます。
高卒6年目、ちょっと遅咲きですが、その分肩も使いべりしていないはず、一日も早く
「元AKBの夫」ではなく「ヤクルトの高橋」で全国区となっていただきたいものです。
上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています