生涯ヤクルト
おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。
山田哲人選手が今年のオフにFA宣言して、移籍するという観測がもっぱらです。
本人が口をにごしているので、違ったら大変失礼な話ですが、私は山田選手は米メジャーはありかと、
かねがね思っていましたが、メジャーで日本人内野手は成功例がないことと、
昨年の広島菊池選手のメジャー挑戦失敗が響いたのか、国内でのFAに狙いを変えた、ということです。
山田選手の今年の年棒は5億円らしいので、それを超える金額で複数年契約が望みでしょうか。
それができ、かつ2塁が固定していない巨人に行くのではという話です。
巨人にFAで行って幸せになれた選手は少ないのですが、、、
私のような庶民にとっては5億の年棒が10億になるならともかく、
例えば7億くらいではそれほどインパクトのある違いではないような気がしますが、どうでしょう。
山田選手自身は個人事業主であり、選手生命は35歳から長くても40歳まで。その後の人生の方が長くなります。
とすれば、選手としてはFAしてでも、1円でも高い年棒を頂ける球団に移るのは、頷けます。
ヤクルト愛一筋のファンとしては、山田哲人選手のようなスーパースターには生涯ヤクルトに残ってもらいたいものです。
さて本題です。生涯ヤクルトという選手は少ないのでしょうか。
巨人なんて王・長嶋プラスV9ナインの多くが巨人一筋で現役を終えました。
長嶋選手は選手引退後も巨人一筋です。
他にも川上監督・藤田投手のように引退後も巨人一筋という選手は多い一方、
王選手や森捕手のように現役引退後、他球団で指導者として成功した選手も多くいます。
さて翻ってヤクルトはどうでしょう。
ヤクルト(国鉄時代も含め)の何と言ってもスーパースターと言えば先日亡くなった金田正一投手です。
この方は現役中に400勝投手となるため、10年選手の特権(今のFA制度のようなものです)で巨人に移籍しました。
1950年-1969年の現役中65年からは巨人で、通算20年の現役で400勝を上げたスーパースターです。
他にヤクルトで名球会資格を得た投手は他には250セーブ以上という条件を満たした高津臣吾投手(現監督)がいます。
この方はNPB(ヤクルト)で286セーブを上げたスーパークローザーですが、米メジャーに行き、
更に韓国や台湾にも行き、現役を終えています。
他に投手では191勝を上げた松岡弘(サンケイ時代)、国鉄・サンケイ時代に118勝を上げた村田元一、
112勝を上げた尾花高夫、現役の171勝石川雅規と先発の大物投手は現役時代はヤクルト一筋でした。
石井一久投手は1992年-2013年の現役生活でヤクルトからFAでメジャーに渡り、またヤクルトに戻り、
再度FAで西武に移り、現在は楽天のGMと忙しい方です。
NPBで143勝、メジャーで39勝を上げています。
投手の役割分担が明確になってきた時代にメジャーを含め182勝を上げた石井一久投手も大物の一人です。
中継ぎ投手としては高津投手と並んで500登板以上を達成している五十嵐亮太投手もFAでメジャーに渡っています。
ヤクルト(国鉄・サンケイ)は長らく弱小球団時代が続いたため、金田以外には大物投手が少ないことがあります。
それでは明日は打者を見てみましょう。
上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています