グッチ、ナイス 6月9日ヤクルト―オリックス

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

昨日はヤクルト先発が42歳の石川でオリックスは37歳の増井、アラフォー対決でした。
この増井という投手は珍しく先発も中継ぎもクローザーも務めたりで、昨日ヤクルトに勝利すれば12球団から
勝ち星・ホールド・セーブとギネス並みの記録を作るところでした。
一方の石川も昨日勝てば、ソフトバンク和田・元巨人杉内と26勝で並んでいた交流戦の通算勝利で一歩抜け出すという
記録がかかっていました。面白いのは石川・和田・杉内の3投手ともサウスポーということです。
特にサウスポーが丈夫で長持ちというわけではないと思いますが。

さて今期一軍初登板の増井にヤクルトは初回はあっという間の3者凡退でした。2回には村上が左前打で出塁しますが、
盗塁死、オスナ凡退の後、坂口が四球で出塁、内山壮の二塁打で1点、続く奥村のセンター前ヒットで2点目です。
「野球は2アウトから」なんて格言を地で行くヤクルト下位打線の攻撃でした。
それにしても坂口です。もう一軍に上がってこれないのでは、なんて思っていましたが、1点目のホームに駆け込んだ
俊足振り、衰えていません。
二塁打の内山壮は相変わらずの勝負強さです。
更に奥村です。ここまでノーヒット、守備固め専門になりかけていたところをタイムリー、更に5回にもヒットを放ち、
マルチ安打でした。ヤクルトの「わっしょいわっしょいのお祭り」野球から取り残されていた感のある2選手の活躍が昨日は
光りました。

昨日はヤクルトの盗塁死も目立ちました。村上なんか2安打しましたが、2盗塁死です。3回には山崎もヒットで出塁後
盗塁死です。オリックスの伏見捕手の肩が素晴らしいのか、昨日ヤクルトは勝利したので目立たなくなりましたが、
敗れていたら突っ込みどころになるところでした。
高津監督の「一つ先のベースを目指す」野球も良いのですが、これでは「猪武者軍団」になってしまいます。

ヤクルト先発の石川は5回74球、5被安打、1与死球、4奪三振、1失点でしっかり試合を作り、3勝目です。
石川は5回までというのがお約束のようです。
6回は木沢が3者凡退2三振のきれっきれっでした。
7回は石山が出て2死は取りましたが、2安打され、「お助けマン」田口の救援を仰ぎました。
8回はコール、9回は今野と1点差のプレッシャーのかかる展開でしたが、清水・マクガフを使わず、
新しい勝利の方程式パターンでした。

これでヤクルトは8カード連続勝ち越しで、球団タイ記録のとのことです。
今日からは福岡でソフトバンクとの3連戦です。
初戦はヤクルト小川・ソフトバンク千賀です。
球界を代表する投手の一人千賀を打てるか、小川が千賀と張り合ってよい仕事ができるか、です。

上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています

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