ヤクルトここまでの投手陣

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

ヤクルトの問題点は投手陣、特に先発陣です。今日はここまでのヤクルト投手陣の分析をしてみましょう。

防御率 試合 先発 QS H S
久保 0.00 3 2.1
スアレス 1.29 3 3 2 14 1 1
石山 1.47 19 18.1 1 1 3 7
五十嵐 2.05 27 26.1 5 2
ハフ 2.81 31 32 1 1 10
近藤 3.04 27 26.2 2 10
梅野 3.25 26 27.2 1 10 4
石川 3.35 9 9 2 45.2 2 3
ブキャナン 3.72 7 7 3 38.2 1 3
マクガフ 3.97 29 34 2 1 8
坂本 4.50 2 2
原樹里 4.67 10 10 6 61.2 3 5
小川 5.16 11 11 6 68 1 8
高梨 5.87 9 9 4 46 4 4
大下 6.75 13 1 17.1 1 2
高橋 7.11 7 7 31.2 2
風張 7.31 12 16 1
寺原 7.36 3 3 11 1 1
清水 7.50 2 1 6 1
中尾 8.36 12 14 1
田川 9.00 1 1
山中 9.64 3 4.2 1
屋宜 18.00 1 1
中澤 21.60 1 1.2
61 23 543 24 35 46 11

上記は単純に今期の投手陣の成績を防御率順に並べました。勝ち負けは運不運がありますが、防御率はその投手の実力を素直に表現していると考えます。

ヤクルトはここまで61試合を消化し、24勝35敗2分です。防御率3点台までを合格点とすると、合格はマクガフまでです。試合数は少ないですが、スアレスは合格です。石山・五十嵐もよい仕事をしています。

原樹里・小川・高梨は6・6・4試合のQSを挙げていますが、早い回に崩れることも多く、防御率を大きく下げています。小川に至っては6試合のQSがありながら、1勝しか挙げていません。いかに小川が投げると援護点が入らないのか、運のなさというだけではないと思います。小川は今シーズンの始まる前、早い段階で開幕投手を言い渡されています。その後も小川はエース扱いで必然的にカード3連戦の頭を任せられます。これは相手チームも同じです。エース同士のぶつかり合いでは点は入りません。
そこで注目はチーム防御率でヤクルトはセリーグ最下位ということです。単なる算数的な計算ですが、エース同士のぶつかりあい、防御率は相手が上となれば、どうしても分が悪くなります。これが小川が6QSなのに、1勝しかしていない原因と考えます。
これは原樹里も同じです。今期原樹里は準エースの扱いで、裏カードの頭を務めることが多くなっています。勝ち星が少ないのは同じ理由です。
逆に高梨はカードの2番手3番手の出番のため、相手投手も格落ちとなり、それが勝ち星が多い理由と考えます。

高橋投手ですが、小川監督が高橋を育てようという気持ちがあるなら、もっと我慢して続投させなければ、いつまでたっても5回も持たない投手になってしまいます。

もう一つ面白い点は、ヤクルトは24勝していますが、セーブは11しかない点です。今期ヤクルトの投手で完投は小川と原樹里の1完投づつです。あと4月3日のDeNA戦と4月6日の中日戦がサヨナラ勝ちでした。その差の9勝はセーブのつかない大量リードのヤクルトらしい勝利だということです。セリーグの現在の打点王が村上で5位7位にバレンティン・山田がいることからも、大量得点が多いというのもわかります。

規定投球回数に達しているのは、原樹里・小川の2人ですが、セリーグトップのDeNA今永の防御率が1.90に対し原樹里・小川は最下位の12・13位です。ことほど左様な惨状です。

 

上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。