今年のブレークは?
おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。
今年の(ヤクルトの)ブレークはというお題で皆さん心に浮かぶのは村上選手だと思います。
「ブレーク」の意味を調べると「急に人気が出たり流行ったりすること」ということです。
そのような意味では昨年すでにヤクルトの堂々たる4番で本塁打王の村上選手が三冠王を取りそうとかNPBの
年間本塁打数の記録を塗り替えそう、とかいってもそれは程度問題で、そのような意味では塩見選手も昨年特に
後半はしっかりレギュラーとして活躍していたわけで、今年急に「ブレーク」したとは言いにくいところです。
基本新人王の基準に近くなりますが、昨年までの実績がゼロか限りなく近い選手が今年急に
レギュラーになったりローテーション投手になったという選手が正に「ブレークした」と言えるのではないでしょうか。
そういった意味で下記の5選手をけんちゃんの勝手な主観で「今年ブレークした」選手としてピックアップしました。
長岡内野手・小澤投手・木沢投手・内山壮捕手・久保投手です。
長岡選手:高卒3年目、2019年ドラ5、この年のドラフトは豊漁と言ってよいのか。1位が奥川投手、2位が吉田大喜投手、
3位が杉山投手、4位が大西投手、6位が武岡内野手でした。
6位の武岡内野手とは同じ高卒でポジションもショート。どっちがどっちか区別がつかない感じで、昨年までは
二人とも一軍の実績もほとんどなかったわけですが、キャンプ・オープン戦と頭角を現し、開幕から昨年までのショートの
レギュラーの西浦選手を抜き去ってレギュラーに座りました。体も一回りも二回りも大きくなりパワーも
付いたようです。今年のブレークNo1です。
木沢投手:2020年ドラ1、大卒
楽天に行った早川投手の外れ1位で、早川投手が早稲田のエースなら、木沢投手は慶応のエースでした。
当然即戦力期待でしたが、1年目の昨年は制球難ということでファームでも結果を出せず、一軍登板はないまま終わりました。
今年は開幕から一軍入り、制球力が付いたのが大きく、もともとのパワーピッチングでヤクルト強力ブルペン陣の一角を
占めました。
小澤投手:2015年ドラ2でソフトバンク入団。高卒7年目。ソフトバンクの5年間で一軍登板は17年に2試合2イニングのみ。
20年オフに戦力外、トライアウトを経てヤクルトに育成で入団。今年6月に支配下契約即一軍入りで、
ここまでローテーション投手として頑張っています。
久保投手:2017年ドラ7、大卒の左腕、5年目。一軍成績は19年に16登板で11回を投げ1H、5.73
20年は10登板1先発で13.2回を投げ、1敗、5.93
という感じでしたが、今年も4月1日に一軍登録されましたが、2試合に登板1失点・4失点と失点を重ね、4月11日に登録抹消。
7月12日のヤクルトコロナクラスターによる特例で一軍に復帰するや貴重なサウスポーの中継ぎとして今期は23登板、
22回を投げ、1勝5Hで防御率も3.27まで改善しました。
内山壮真:高卒2年目。今期中村捕手が欠場中は古賀捕手の2番手、中村捕手復活後は古賀捕手を押しのけて
No2捕手の座に座っています。長岡同様バッティングセンスがあり、パンチ力もありますが、捕手として勉強中のため、
打撃が今のところちょっとおろそかになっている感じです。中村の後継者として来期の爆発に期待です。
上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています