小川FA宣言!
おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。
小川投手がFA宣言しました。
結局NPBでは7選手が宣言です。
小川以外に、DeNAの梶谷外野手・井納投手、ロッテの松永投手と沢村投手、西武の増田投手と熊代外野手の計7人です。
沢村投手は海外FAですからメジャーでも国内でもどこでも移籍可能です。
西武の2選手は宣言残留です。
この宣言残留とは普通はFA宣言したけど他球団が相手にしてくれなかったので、「ごめんなさい」をして
元の球団に戻るケースは時々ありますが、宣言残留は少し意味合いが違うようです。
FA宣言するとその選手は元の球団の支配下から外れます。そこで新たに契約を結び直すわけですから、
契約金が生じ、更に普通の契約更改と違い選手有利で交渉ができよりよい条件(年棒他)で再契約できるわけです。
要はFA権を利用した球団との交渉手段です。
逆に言えばその球団から本当に必要とされていないとあっさり「さようなら」なんてことになるわけですが、
増田選手も熊代選手も事前に西武球団と何度も話し合っているはずですし、再契約の確約を取った上での
宣言残留でしょう。
ヤクルトの山田哲人選手や石山投手は「宣言残留」なんてことしなくてもヤクルトから十分に手厚い条件
(複数年契約他)を提示されたので、穏やかに契約更改したのでしょう。
沢村投手はちょっと複雑です。プライベートでもトラブルを起こしある意味問題児で、
巨人では先発から守護神に役割を変えましたが、気分にむらがあるのかコントロールが悪く、
良いときは打者を撫で切りにしますが、悪いと四球連発で沈没します。
今シーズン途中でとうとう原監督に見切りをつけられロッテへトレードされました。
そのロッテで復活、今年巨人で6.08だった防御率が22試合、34.1回を投げて1.71になりました。
これを受けての、(もともとメジャー志向のあった選手です)海外FA宣言です。
面白い記事を読みました。
私の感覚では今年のメジャーチャレンジ組ではNo1が巨人菅野、No2が日ハム有原と思っていましたが、
米メジャーの評価は実は沢村の方が高いということです。
メジャーではインハイをつく速球と低めに落ちるボールがないとやっていけない、そうですがどうなんでしょうか。
小川投手に関しては、4年8億という条件では満足できなかったのか、そもそもヤクルトというチームと合わなかったのか。
よくヤクルトは家族的なんて言われますが、その家族の輪に小川投手は入っていなかったのかもしれません。
昨年、小川投手は投げても投げても勝ちにつながらない、というスランプに陥りました。(5勝12敗)
小川が好投しても打線は沈黙、という試合が続き、そのうちに小川が崩れる、という悪循環の1年でした。
この時小川投手の胸の中になにか思うことが生じたのかもしれません。
メジャーへ行った山口俊投手は世渡り上手、という記事を以前書きました。
大した成績を残していないのに、移籍(DeNA→巨人、巨人→メジャー)する年は大活躍して
自分の価値を十分に上げて移籍します。
小川投手も昨年の5勝12敗では全然市場価値が上がらなかったと思います。
今年ノーヒットノーランをやり二けた勝利を挙げてこそのFAです。
日ハムが早速調査を始めたなんて言う情報もありましたが、大型補強3連敗(中日大野・ヤクルト山田・DeNAソト)の
原監督も小川を狙っているのでしょう。
ソト選手のDeNA残留の理由がユニークです。メジャーからの引き合いもあったようですが、米国のコロナ大爆発で、
日本の方が安全だと思い、家族が横浜と言う街を気に入っているので、条件面ではベストではなかったが、
DeNAと契約更改したということです。
こんな愛すべき外国人選手もいれば、昨年誰に入れ知恵されたか、FA宣言せずにルールの盲点をついて
ソフトバンクに行った挙句、後半はファームに沈没していたバレンティンなんて選手もいます。
上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています
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