押し出し2回　5月5日 | ヤクルトスワローズ愛一筋半世紀

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

なんとも嫌な感じの敗戦でした。
高津監督も「阪神に2連勝してカード勝ち越したから、いいや」と捨て試合を作ったわけではないでしょう。

先発の高梨の出来が悪かった。4.1回を投げて6被安打、2四球で2失点。
5回勝利投手の権利目前の1アウト1・2塁、2－1のシーンでマウンドを石山に譲ります。
石山が出たところで敗戦フラグが立ちました。
今シーズンもいいところなしの元守護神です。まだリードを奪っており、昨日の0封リレーだった
梅野・今野・田口・マクガフはまだ回も5回途中ということで、温存しての石山投入だったのでしょうが、
石山は佐藤をショートゴロに打ち取った後に、大山・ロハスに連続四球で押し出し同点のトホホです。
石山は6回には立ち直って3者凡退に抑えましたが、「覆水盆に返らず」です。
7・8回は連投の今野・田口が何とか阪神打線を0封しましたが、阪神矢野監督は同点のシーンですが
7・8・9回にアルカンタラ・湯浅・岩崎と現在の阪神の勝利の方程式をつぎ込みます。
9回にサヨナラ勝ちをしたので結果オーライですが、同点のまま延長にもつれたらどうなったのでしょうか。
この後先考えずに勝負に行った阪神矢野監督と延長も視野に入れマクガフを温存した高津監督の気合の差でしょうか。
この9回裏高津監督は大西を送り出しましたが、阪神は1番から始まる打順で、0－2から同点にまでこぎつけ勢いは
阪神にある中で、いかにも大西には荷が重いマウンドでした。
近本の叩きつけるような打球はバウンドして村上の頭上を越えレフトへ。ノーアウト1塁で足の速い近本が塁上です。
これで大西は完全にテンパりました。次の中野はきっちり送りバント。
1アウト2塁でこの日2安打1打点の阪神の3番佐藤輝を申告敬遠。
4番大山と勝負となりました。大山をうまく三塁ボテボテのゴロに打ち取りましたが、ここで村上が目の前を走る
近本を追わずゲッツー狙いでセカンドに送球しましたが、ファーストには間に合わず、ゲッツーを取れませんでした。
ここで村上が近本を刺殺に行ったら間に合わなかったかもしれませんが、状況がかわったかもしれません。
2アウト1・3塁で代打のこのところ当たっている糸井を申告敬遠、満塁策を取りますが、大西のハートではもう
いっぱいいっぱいだったのでしょう。次打者の山本に四球で押し出しのサヨナラ負けです。
1試合2押し出しなんて恥ずかしい限りです。
押し出すくらいならいっそど真ん中に投げてサヨナラヒットを打たれた方がまだ受け入れやすいところがあります。

ということで今日からは天王山セカンドステージ対巨人3連戦です。
昨日は巨人が広島に敗れたため、首位の巨人を1.5ゲーム差でヤクルト・広島が追う形です。
ヤクルト先発予定は原樹理、巨人は先日ひねられた堀田です。何とかリベンジしたいものです。
広島はDeNA戦で今期6勝0敗と一方的にお得意様にしています。
なんとか巨人に勝ちこして広島に置いて行かれないようにしたいものです。

上記数字は各選手個人のＷｉｋｉｐｅｄｉａ　及びＹａｈｏｏ　スポーツの成績等を参考にさせていただいています