渡辺のレーザービーム 7月7日ヤクルトー阪神
おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。
阪神戦は(巨人戦もそうですが)しんどいですな。
阪神先発はソフトバンクから緊急トレードで入団した二保投手です。
「誰それ?」という感じですが、2008年に育成でソフトバンクに入団。
13年間で一軍では107試合に登板、12勝10敗1セーブの通算成績。
今年は一軍登板もなかった投手です。
そのような選手がいきなりの先発登板ですから、矢野監督もヤクルトをなめ切っています。
この程度の投手で十分、と思われているのでしょう。
前日の近本の疑惑の動きと、村上に対する暴言、すべては阪神の驕り高ぶった姿勢からきています。
そもそも矢野監督のヤジの「アホ」とか「ボケ」は大阪ではそれほど強い意味は持たないなんて
阪神応援団は言っていますが、それは大阪内だけのこと、東京の球団に対し、全国放送で
日本中にこのヤジは聞こえています。恥ずかしい限りです。
その久々登板の阪神二保に対し、ヤクルトは初回こそ山田の3ランなどの4点で逆転しますが、
2回以降5回まで二保にノーヒットに抑え込まれてしまいます。
ヤクルト先発の高梨も初回はサンズに甘い球連発の挙句2ランで先制され、4回には落ちる球を佐藤に救上げられ
同点の2ランです。コントロールも球威もないことが分かります。
昨日のヒーローは渡辺外野手でした。私はもともとパンチ力があり、かっていたのですが、
どうも代走・守備要員という使われ方で残念に思っていました。
その渡辺選手が守備固めから8回の1アウト2塁のチャンスにタイムリー二塁打で、決勝点です。
濱田選手が一向にファームに沈没しっぱなしの今、右の外野手としてサンタナ・塩見に続く
第3の存在となっていただきたいものです。
にしても昨日は綱渡りの勝利でした。
先発でふらふらの高梨が5回1アウト2・3塁という置き土産を残して降板した後を受けたのが星投手です。
絶体絶命のピンチでしたが、星はサンズ・マルテ・佐藤の阪神強力クリーンナップをマルテへの四球を
挟んで三振に打ち取り、ピンチ脱出でした。
6回に登板の坂本も大山に二塁打を打たれ中野を歩かせましたが、なんとか無失点で切り抜けました。
9回のマクガフもフラフラでした。原口に左前ヒット、続く近本には右前ヒットを打たれますが、原口の代走熊谷が
3塁を狙い、右翼渡辺のレーザービームで刺されます。
渡邊は勝ち越し打プラスマクガフのピンチも救うダブルヒーローでした。
ということで昨日の対阪神戦神宮球場今期初勝利のヒーローは1本塁打4打点の山田や5回の絶体絶命のピンチ(1アウト
2・3塁)をしのいだ星も頑張りましたが、攻守にわたる大活躍の渡辺外野手です。
これを機に渡辺選手一皮も二皮もむけてブレークしてください。
今日は阪神との勝負の3戦目。是非とも勝ち越したいところです。
阪神はガンケル、ヤクルトはスアレスの先発予定です。
ポイントはスアレスが試合を作れるか、それ一点にかかっています。
上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています